初めまして、こんにちは。
とろろ(Twitter:@tor0roblog)です。
皆さんは、生ごみの保管方法について、こんな悩みを抱えていませんか?
- 生ゴミ処理機とコンポスト何が違う?
- それぞれのメリットデメリットが知りたい
- こんな人はこっちがオススメ!が知りたい
大学で環境問題を専攻し、ゴミ問題に詳しい私が断言します。※自炊もしています。
- どちらも生ごみの処理ができる
- 初期費用を抑えたいなら人は、コンポスト
- 自動で処理してもらいたい人は、生ごみ処理機
そこで今回は、生ごみ処理機とコンポストの違いについて分かりやすく解説していきます。
本記事を参考にすると、自分の生活スタイルや性格に合っている方を正しく選択できるようになりますよ。

生ごみ処理機とコンポストの役割は一緒【共通点】

まずは、生ごみ処理機とコンポストのそれぞれの特徴や共通の役割(共通点)を解説しておきます。
- 生ごみ処理機とは?
- コンポストとは?
- 2つの共通点と役割は何?
ザックリ解説ですが要点を絞って紹介しますね。
①生ごみ処理機とは?
簡単に言うと、自宅の生ごみを自動で処理してくれる家電です。
「生ごみ処理機=家電」という点が大きな特徴ですので覚えておいてください。
生ごみ処理機には大きく2つの種類があります。
どちらの処理方法も、生ごみを勝手に脱臭処理してくれる便利家電です。
②コンポストとは?
ザックリ言うと、生ごみを微生物分解する土が入った入れ物です。
「コンポスト=入れ物」ということ。
コンポストに生ごみを入れて、自ら土をかき混ぜて放置することで生ごみが分解されていく仕組み。
コンポストは家電ではないので、室内用として作られていません。
つまり、生ごみの臭いは蓋から漏れ出る可能性大です。
③2つの共通点と役割は何?

生ごみ処理機とコンポストの共通点は、生ごみを処理するという点だけ共通しています。
厳密に言えば「バイオ式の生ごみ処理機とコンポストは似ている」と言えます。
(処理は自動か手動か、設置場所は室内か屋外か…等という違いはありますが。)
生ごみ処理機とコンポストは、自宅で出た生ごみを自宅で処理できるアイテムです。
地球温暖化、SDGsなどの言葉が良く聞かれる昨今では、生ごみ処理機とコンポストはゴミ問題の解決に大きく役立つ製品です。
自宅内の生ごみ臭問題を解決できて、地球の為にもなる。
これが生ごみ処理機とコンポストの共通の役割です。
生ごみ処理機とコンポストの違い【雲泥の差】

お待たせしました。
それでは生ごみ処理機とコンポストの違いについて、ズラッと並べましたのでご覧ください。
生ごみ処理機 | コンポスト |
電動で自動処理 | 手動で処理 |
電気代がかかる | 電気代ゼロ |
脱臭能力は抜群 | 脱臭能力は低い |
大体2万円以上から販売 | 大体2万円以下で販売 |
助成金を受け取れる | 助成金を受け取れない |
一般的に室内に設置 | 一般的に室外に設置 |
害虫の発生はほぼゼロ | ウジ虫などが発生しやすい |
処理騒音は図書館内レベル以下 | 処理騒音はほぼ無音 |
3合炊き炊飯器サイズが平均 | 5Lバケツが平均サイズ |
結構、生ごみ処理機とコンポストは真逆の性能ですよね。
まとめると…
生ごみ処理機は高価な家電ですが、自動で処理してくれるから楽です。
しかも脱臭効果が高いので室内でサクッと処理できます。
一方でコンポストは、生ごみを専用の土に入れてかき混ぜる手間は毎回あります。
そして脱臭能力が低いので室外でも臭いで近所になる可能性も。
何と言っても入れ物と土代だけなので、生ごみ処理機よりも初期費用が圧倒的に安いです。
結論、家電と入れ物という違いで便利さが大きく異なっている。
生ごみ処理機とコンポストの最大の違いは性能差

生ごみ処理機とコンポスト、アナタはどちらが良いなと思いましたか?
家電だからこその便利さと、入れ物だからこその安さ。
もしあなたが↓以下のような方であればコンポストでも良いでしょう。
- 田舎に住んでいる1軒家だ
- コバエやウジ虫は全然平気
- 家庭菜園をしていて畑も広い
- 雨の日だってかき混ぜ作業できるよ
- 生ごみが出る度に屋外で手動処理がしたい
- 近隣住宅との距離があって庭やベランダが広い
コンポストを選ぶということは、虫との共存を選ぶことになります。
虫嫌いと面倒くさがりの方には、コンポストは絶望的な選択なので止めておいてください。
一方で↓こんな人もいるでしょう。
- コバエが顔の周りを飛んでいるのもイヤ
- ゴキブリなどの虫が触るのも見るのもイヤ
- 食事を食べ残した液漏れし始めた生ごみを触るのもイヤ
- 自分が寝ている間に自動で生ごみを脱臭処理しておいて欲しい!
- 生ごみ臭が理由のご近所迷惑は絶対に避けたいマンションやアパートに住んでいる
そんな方は生ごみ処理機が絶対にオススメ。
値段はしますが、アナタの嫌な作業を全て請け負ってくれるのが生ごみ処理機の使命です。
助成金が使える地域に住んでいるなら、圧倒的に生ごみ処理機の方がオススメですね。
生ごみ処理機とコンポストの商品を厳選して3点紹介
ここでは、生ごみ処理機とコンポスト製品をほぼ知り尽くした私(自称)が厳選した「オススメの商品3選」を紹介しておきます。
- 大量投入&投入頻度が多いなら
→ NAXLU(ナクスル) - オシャレで衛生的で使いやすい
→ Loofen(ルーフェン) - 大きすぎない可愛いコンポスト
→ ダスクリンくるくるIII
値段が高い順に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①大量投入&投入頻度が多いなら:NAXLU(ナクスル)

【ナクスル】は、バイオ式に乾燥式のシステムを追加したハイブリット式の生ごみ処理機。
※バイオ式は、生ごみを微生物の含んだ土で分解する処理方法。
※乾燥式は、生ごみを温風で乾燥させてポテチ状態にする処理方法。
希望小売価格 139,700 円(税込)
※生ゴミ処理機ナクスル公式販売ページだと送料無料で112,000円(税込)
デメリットはサイズがデカい・価格が高い。
小さめの洗濯機くらいのサイズなので置き場所に困ったり、約10万円の購入費用がかかるのはキツイ。
一方でメリットは、以下の通り。
- 室内に置ける
- 静音タイプ&節電設計
- 中身の取り換えの手間が無い
- 乾燥式でもあり脱臭能力が高い
- 前の生ごみ処理を待たずに捨てられる
基本は土を混ぜ混ぜして処理するので、騒音が出にくいのが特徴です。ご近所トラブルも回避しやすい。

②オシャレで衛生的で使いやすい:Loofen(ルーフェン)

『Loofen』は、生ごみを温風で乾燥させて処理するタイプの生ごみ処理機。
- 部屋になじみやすいデザインと配色(4色)
- 値段は中価格帯:税込76,780円
- ホームベーカリーぐらいの大きすぎないサイズ感
- 前の生ごみ処理を待たずにゴミ箱感覚でポイポイ投入できる
- 助成金制度の対象商品
- 静音で夜中に眠りの妨げや近所迷惑も回避
- 小さいお子さんでも扱えるほど難しい操作が要らない
大きすぎず、シンプルなデザインなのが私が好きな所。
この生ごみ処理機なら、ゴミ箱感も無くなってキッチンもスタイリッシュになりますよね。
【公式サイト限定10,000円OFFクーポンあり】Loofenについてもっと詳しく確認する

③ダスクリンくるくるIII

【ダスクリンくるくるIII】は、屋外設置の手動混ぜバイオ処理。
希望小売価格 29,700 円
1~2年ごとに中身の土を入れ替える手間は面倒ですが、混ぜやすいハンドルがあります。
最大のオススメポイントが、サイズは大きすぎず、デザインがスタイリッシュで可愛いという点。
これが外に置いてあっても、一見ではコンポストには見えないのが良いですよね。
また、【ダスクリンくるくるIII】の性能にほぼ似た商品「エコクリーン 自然にカエル S」もあるので、デザインの好みに合わせて選びましょう。

まとめ:生ごみ処理機とコンポストは快適さが全然違う

- どちらも生ごみの処理ができる
- 初期費用を抑えたいなら人は、コンポスト
- 自動で処理してもらいたい人は、生ごみ処理機
生ごみ処理機は、自分の代わりに室内で生ごみ処理してくれる家電。
コンポストは、自分で生ごみを処理するための入れ物。
似ているようで、快適さと値段が大きく違うことが理解できたと思います。
自分の生活環境やお財布事情とよく照らし合わせて、選択ミスのないようにしてくださいね。
アナタが一刻も早く、生ごみの悩みから解放されることを祈ってますよ。
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