どうも、庶民ゲーマーのとろろです。
ゲーミングチェアで大手のAkracing(エーケーレーシング)の入門シリーズ「Akracing Wolfシリーズ」ですが、実際に使ってみるとデメリットがいくつか分かってきました。
ゲーミングチェアを買う前は
デスクワークもやっていて、ゲームも大好き。だから併用できる快適なチェアが欲しい。肩こりや腰痛も改善できるかも
と期待していたのですが、やはりゲーミングチェアは良いことばかりではなく注意点がありました。
今回はAkracing wolfに関わらず、
ゲーミングチェアを購入するか迷っている方に向けて「ゲーミングチェアのデメリット」を紹介します。
本記事は「Akracing Wolfシリーズ」の1ヶ月使い込んだ感想とともに解説していきます。
AKRACING Wolfシリーズ ホワイトデメリット1「組み立てが、まぁ大変」

ここのデメリットの感じ方は人それぞれですが、『組み立て作業が大変』だということです。
私が購入したAkracingのゲーミングチェアに関わらず、ほとんどの商品はネット注文からの購入になります。
そうなると、バラバラに解体されたパーツが1つの段ボールに詰められて届きます。
ここで1つ小さなデメリット「その段ボールがめちゃくちゃ重い」ということ。
女性一人ではムキムキでない限りは持てないです。
そんなバラバラで重いパーツを組み立てていくとなると大変なのです。
私は男・20代・身長169cm・体重52kgのガリガリ人間(筋トレはしてる)で、なんとか段ボールは持ち上げられましたし、組み立てられました。
一人で焦らずゆっくり組み立てた結果、完成までにかかった時間が約45分。結構大変でした。
「組み立て中の難しかった所はある?」いいえ、特にありませんでした。
段ボールに同封されていた説明書とAkracingの組み立て解説動画を参考にし、困ることなく組み立てられました。
また、組み立てに必要な工具や手袋も同封されていたので何も準備することなく組み立てを始められました。

説明書が読めず家具の組み立てが苦手な方や、力のない女性1人だとゲーミングチェアの組み立ては厳しいです。
対策:組み立ては2人以上なら超イージー
発想を変えれば、2人以上いれば女性だけでも組み立ては絶対にできます。
友達を家に読んだり、家族にヘルプを頼めば組み立ての問題は解決できます。
それでも1人でやるしかないという私のような友達少ない方にオススメの組み立て方法があります。
まずは、ゲーミングチェアの段ボールが届いたら、配達のお兄さんに玄関外か玄関内に置いてもらいます。
そして、すぐさまその場でカッター片手に段ボールの解体を始めます。
段ボール内の部品を1個ずつ取り出して家の中に運んでいきます。
パーツ1個1個はそこまで重くないので、この方法で段ボールを運ぶ労力を避けます。
そして、ネジを回す作業は椅子を何かに立てかけたり横に倒したりしながら行いましょう。
これで女性1人でも組み立ては楽になります。
デメリット2「座り方が正しくないと体を壊す」
私はAkracing Wolfを使い始めて1週間で肩・首を怪我しました。ガチです。
寝違えたような痛みで肩こりも酷くなりました。
こうなった原因は「座り方が正しくなかった」から。
今まで座っていた椅子のような座り方で何気なく座っていたら、姿勢の悪い座り方になっていたのです。
どういうことか。
それは以下の猫背の座り方と肘置きの使い方です。

- ランバーサポートを低い位置にして猫背で座ると、ヘッドレストも影響して首が異常に前に出ます。
- 肘置きを使おうとする姿勢を取ると脇が開いてしまいます。
この2点で首や肩に相当な負担をかけてしまいます。
「その姿勢はデスクワーク中?ゲーム中?」私は両方ともこの姿勢でした。
1日5時間以上も体に負担をかけてしまっていたのです。
よって、ゲーミングチェアで正しい座り方をしないと体を壊す兵器になってしまうことを知っておいてください。
しかし、正しい座り方をネットでググって実践してみると、現在ではみるみると快適になってきました。
対策1:座るシチュエーションによって座り方を変えよう
私が行きついたシチュエーションごとの座り方を簡単にご紹介します。(AKRACING WOLFの場合)
ゲーミングチェアを座る時のシチュエーションは以下の2つです。
- デスクワークとゲーム
(集中して作業系) - 休憩・リラックス
まずは
デスクワークは「パソコンをカタカタ作業したり、資料を読んだり書いたり…」 。ゲームであれば「コントローラを握って…」こういったシチュエーションでのオススメ姿勢は以下の通り。

- リクライニングは、ほぼ90度
- ヘッドレストは使わない
- 座骨で深く腰かける
- ランバーサポートは少し高くして腰位置で寄りかかる
- 肘掛けを使わず脇を締める
- かかとを床に付ける(踏み台に足をおいてもOK)
座骨と座り方の関係については以下の動画を見てください。
【正しく座ろうとすると疲れる人必見】長時間座っても腰痛・肩こりにならない、骨盤を立たせた正しい座り方
これで首も前に出ませんし、腰痛も抑えられます。
この姿勢で座って、足が組めなければ正しい座り方です。
足が組めちゃった方は、もう一度座り方の動画を良く見て座ってみましょう。
次に
リラックスするときは、リクライニングをして自由な座り方をしてOKです。 。
ただし、猫背姿勢だけには気を付けてください。首が前に出て、ストレートネックになる恐れがあります。
対策2:肩こり解消ストレッチを定期的に行おう
どんなに正しい座り方をしても、長時間のデスクワークやゲームをゲーミングチェアで行えば体に負担はかかります。
この体にたまった負担を少しずつ解消することが大切です。
解決策としては、
動画で「肩こり解消 ストレッチ」と検索して実践すると良いでしょう。
私の場合は、任天堂スイッチ「リングフィットアドベンチャー」の肩こり解消ストレッチを2日に1回は行っています。
めちゃくちゃスッキリするのでオススメです。
Nintendo Switch リングフィット アドベンチャー セット
デメリット3「ランバーサポート、ヘッドレストが体に合わない」
これも人それぞれ感じ方は異なるのですが、私にはランバーサポートとヘッドレストが硬く感じました。(AKRACING WOLFの場合)
特にヘッドレストが硬い。
反発力が強いクッションなので、なかなか体が沈み込まないです。
これによって、首に負担がかかってしまいます。
「ヘッドレストとランバーサポートを外したらどんな座り心地?」楽ですが、強制的に若干猫背になります。
私は両方外した状態で座り続けたことがないですが、おそらく腰を痛めます。
よって、ランバーサポートだけ主に使い、ヘッドレストはリラックスする時だけという使い方をしています。
対策:取り外して、100均クッションに換える
正直、私はヘッドレストを100均の綿が詰まったクッションに換えた方が非常に快適でした。

一方でランバーサポートは、100円均一だと逆に柔らかすぎたのでAKRACING WOLF付属のものを使用しています。
このように、自分に合うクッション感を試行錯誤しながらゲーミングチェアをカスタマイズできます。
よって、「思い切って買ってはみたけれど体に合わなかった」と落ち込むことは必要はありません。
アナタにとって快適なゲーミングチェアを自分で作れます。
Akracingの最安値シリーズでも4万円する
私が買ったAkracingの「Wolfシリーズ」は、Akracingのゲーミングチェア全商品で最安値です。
それでも4万円はしてしまいまいす。これが結構、痛い。
お金にゆとりがある方なら平気かもしれませんが、家計やお小遣いがカツカツな方には、非常に大きな買い物です。
Amazonや楽天の通販サイトで他のゲーミングチェアを探せば2万以下で買えるものもあります。
しかし、有名じゃないゲーミングチェアに2万円出して失敗するケースがあるので、それこそ無駄な出費となります。
そう考えた結果、私はAkracing Wolfの4万円は高いと思っていません。その理由を解説します。
AkracingWolfが高くないと思う理由
1つは、超大手メーカーだという点。
Amazonなどのネットでゲーミングチェアを探せば、知らない会社の商品や格安すぎる商品も見つかります。
これらの商品レビューには、良いことも悪いことも書いてあります。
このレビューに一喜一憂して、悩んだ末に購入したが満足できない商品が届いてしまう、これが通販の失敗あるあるですよね。
高価な買い物だからこそ、通販で失敗しないために大手メーカーで購入するのが正解です。
Akracingはゲーミングチェア会社としては世界的にトップクラスですので、信頼と安心と実績があります。
無名な会社の格安の外国車か、日産などの有名企業の車を買うか、アナタはどっちを買いますか?私は信頼と安心と実績の日産車を買います。
2つ目は、私のお店で試座した経験が理由です。
私がAkracing Wolfを購入するまでは、ゲーミングチェアに座ったことがありませんでした。
そこで、実際にお店でゲーミングチェアを試し座りをしました。
私が座ったのはAkracingと並ぶくらい有名な大手メーカーのDXRACER(デラックスレーサー)の2万・3万・4万・5万の商品4点と、無名メーカーの1万5千円の1点。
感想は「DXRACERの5万円の1点以外は硬くて座っていられない」でした。
大手メーカーでも低価格のものはクオリティが低く、無名メーカーは論外としか言いようがありませんでした。
この経験から、お金を出さないと満足できるものは買えないと知ったのです。
ゲーミングチェアはお金を出した分だけ質も比例して上がります。
以上のメリットを考えると、
ゲーミングチェアの4万円は痛いですが、高価な買い物の失敗を防ぎ・満足できる商品を買うための費用と考えれば高くありません。
満足できるゲーミングチェアが届けば、デスクワークの疲れにくさも手に入り、作業効率アップにつながります。
お金を節約したいなら、格安ゲーミングチェアを試すのもあり
どうしても4万円はキツイ!という方は、格安ゲーミングチェアを買いましょう。
満足度は保証できませんが、DXRACERの低価格帯であれば、ある程度の質は買えるのでオススメです。
ただ、他の格安のゲーミングチェアは試座も実施されていないことが多いのでレビューに惑わされず冷静に判断して購入しましょう。
また、ゲーミングチェアを諦めて通常のデスクワークチェアを購入するのも手です。
ゲーミングチェアとデスクワークチェアの大きな違いは「リクライニングが出来てゆったりくつろげるか」という点です。
リクライニング出来なくても良いなら、デスクワークチェアは2万円で良いものは買えます。デスクワークチェアも価格幅が広い世界ですが…
おまけ「メリットの方がもちろん多いよ!!」
デメリットばかり並べてしまったので、最後にAkracing Wolfの良かった点をザクッと紹介します。
良かったところ『メリット』
- Akracing商品唯一のメッシュ生地
→他は革系 - メッシュ生地は夏:蒸れない、冬:温かい
- Akracing商品の中で一番小さい
- 身長175cmぐらいまでは快適
- 狭い部屋でも邪魔にならないサイズ感
- 色が白・灰・赤・紫の4種
小さなデメリットを思いついたので、ちょっと追加で公開します
- 飲み物をこぼしたら1発アウト
→そもそも私は人生で一度も座っている椅子に飲み物こぼした事がない - メッシュ生地に小っちゃいゴミが付くときがある
→コロコロやガムテープで簡単に取れる - 開封直後は新車のシートのにおいがする
→2,3日すれば大丈夫 - あぐらは私でギリギリ出来る
(男,身長169cm,52kgのガリガリの私)
私が買ったのは白ですが、お部屋の雰囲気に合わせて購入できるのが良いです。




まとめ:ゲーミングチェアのデメリットを理解して購入に踏み切ろう
Akracing Wolfを含めたゲーミングチェアは、万人が満足できる商品ではありません。
私のように体に合わない方もいます。高いですし…
それでも、Akracingは現時点で世界的に実績がある大手メーカーなので、私はAkracingを購入して大満足しています。