初めまして、こんにちは。
とろろ(Twitter:@tor0roblog)です。
皆さんは「オフグリッド生活」について、こんな悩みを抱えていませんか?
- オフグリッドって何?節電?
- メリット・デメリットが知りたい
- いずれオフグリッド生活が当たり前になる?
大学で環境問題を専攻して学んだ私が断言します。
- オフグリッド生活とは電力会社に頼らない生活のこと
- 正直、導入にはハードル高めの生活方法です
- プチオフグリッド生活という妥協案が一番賢いです
そこで今回は
「オフグリッド(生活)」について解説していきます。
本記事を参考にすると、電気代の節約方法や、だれでも真似しやすいオフグリッド生活を知ることができます。
アウトドアや防災に活躍!大容量でコンセント使用可能なJackeryポータブル電源【Jackery】
【基本知識】オフグリッド生活とは
超カンタンに、専門知識ナシで、ザクッと解説していきますね。
まず、オフグリッドとは「電力会社の電気に頼らない」ということです。
オフ(OFF=断ち切る)+グリッド(GRID=電力会社の送電網)=オフグリッド
つまり「オフグリッド生活」とは「電力の網を完全に断ち切る生活」ということになります。
「じゃあオフグリッド生活では、電気が使えない原始時代的な生活になるってこと?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
オフグリッド生活では、電気を自給自足して家電を使うのです。
なので、洗濯機が使えない・扇風機が使えない・スマホ充電が大変…という生活ではありません。
電気の自給自足の方法・電気の使い方
電気の自給自足の方法には、いくつかの方法があります。
- ソーラーパネルを使った太陽光発電
- 風の強い地域で大活躍する風力発電
- 家の側の川の流れを利用した水力発電 など
発電方法は掘り下げればもっと沢山ありますが、メジャーなものはこの3つです。
そして、多くの方が導入しやすい発電方法は「①太陽光発電」でしょう。
地球で生きていれば、太陽光は降り注いでいるはず。そんな太陽を利用して電気を生み出すのです。
※近隣のビルや山の影に住む方は、太陽光発電はキツイ。
オフグリッド生活における電気の作り方~使うまでの流れは、こんなカンジです↓
- 上記で紹介した発電方法を設置
- 自家発電した電気を蓄電器に蓄える
- 蓄電器と家電をつなげて電気を消費
オフグリッド生活を言葉で見ると簡単そうですが、見えにくい難点がいくつもあります。
その難点やデメリットについては、次↓の章で紹介します。
オフグリッド生活のメリット・デメリット解説
「ソーラーパネル設置して、自家発電の生活を始めちゃおうかな!少しでも節約して生活費を軽減したい!」と考える方、ちょっと待った!です。
オフグリッド生活には、絶対に把握しておいて欲しいメリット・デメリットがあります。
それでは解説しますね。
オフグリッド生活のデメリット4つ
- 初期費用が高い
- 住む地域の環境が肝心
- 電気回路などの知識が必要
- マンションなどの賃貸住みにはキツイ
例えばソーラーパネルを設置するには、賃貸ではない・設置費用数十万円・太陽が良く出るなどの資金力と生活環境が必須です。
いくつもの家電を毎日何回も稼働させるには、設備費と地域環境が整わなければ実践できません。
また、電気を自分で扱うので理科系の知識が多少必要になります。
「直列回路・並列回路…考えたくない!」という文系の方にはキツイ生活様式になるでしょう。
オフグリッド生活のメリット3つ
- 生活費が浮く
- 電力ひっ迫しても関係ない
- 災害時でも電気を普段通り使える
高い初期費用さえクリア出来れば、毎月の電気代は0円になります。
さらに、世の中の電気代高騰などの影響を全く受けないので、生活が安定しやすくなります。
そして、何よりも大きなメリットが災害時の電気になることです。
地震大国の日本だからこそ、電力会社の電気に100%頼っていては、いざという時にスマホ充電すらできなくなります。
災害時でも電気を使えるのがオフグリッド生活の強みです。
もっと詳しくオフグリッド生活のメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね↓
私のオススメは「プチオフグリッド生活」です
「オフグリッド生活、全然高くないじゃん…私は賃貸だし難しいな」という方に伝えたいことがあります。
導入ハードルが低い「プチオフグリッド」という生活方法もあるということ。
※人によっては、セミオフグリッドとも呼ばれています。
つまり、電力会社の電気も使いながら、自家発電もするという生活方法です。
一部だけオフグリッド生活をする、これがプチオフグリッド生活。
スマホ充電や扇風機だけソーラー発電で自家発電する、こんなカンジ。
プチオフグリッド生活の良いポイントは、(完全)オフグリッド生活のデメリットをほとんど解消できるということ。
- 賃貸でも出来る
- 初期費用が圧倒的に安い
- 難しい知識がほとんどいらない
- 災害時でも最低限の電気を使える
いきなり(完全)オフグリッド生活は厳しいという方は、プチオフグリッド生活がオススメなんです。
余談:プチオフグリッド生活でSDGsに貢献できる
SDGsとは、地球の持続可能な社会を目指すための世界目標です。
具体的には以下のようなこと。
- 地球温暖化を阻止しよう
- 生物の絶滅阻止と生態系保護
- 平和を目指し、戦争紛争も無くそう
- 飢餓や貧困を減らし、平等な世界に など
オフグリッド生活は、①地球温暖化の阻止に貢献できる生活方法です。
日本の電力会社は、火力発電で二酸化炭素を大量に排出しています。
この二酸化炭素が原因で地球温暖化を進行させています。
暑すぎる夏にウンザリしている方は、簡単なことからSDGsに貢献しましょう。
SDGsについてもっと詳しく知りたい方は↓の記事をご覧ください。
※カタカナ英語・専門用語ゼロで解説中。
プチオフグリッド生活がスグに始められるグッズ紹介
「安くて良いからプチオフグリッドを始めてみようかな」という方へ。
難しい知識も要らず、簡単に始められる発電機や蓄電器を紹介します。
- Jackery(ジャクリ)大型(高価格)
→大型家電が動かせるレベル - Jackery(ジャクリ)小型(中価格)
→小型家電が動かせるレベル - 超小型ソーラー×モバイルバッテリー(低価格)
1つずつザックリ紹介していきますね。
①Jackeryの大型商品(高価格)
ポータブル電源・ソーラーパネル発電の大手と言えば【Jackery】。
ポータブル電源には家庭用コンセントやUSBなど豊富な出力を装備しています。
太陽があれば、いつでもどこでも電力を確保し、長時間使用することができます。
日本仕様の100Vが使用できるので家電の故障に心配なしで、安全認証済みの商品です。
Jackeryの大容量ポータブル電源と大型ソーラーパネルは、こんな特徴があります。
- 1000W以上の家電が使える
- 炊飯器、ドライヤー、電気ケトル、オーブントースター、ヒーターなどの中型家電が使えるレベル
- 大容量ポータブル電源は、13万円以上で値段が高い
- 小型のソーラーパネルより充電速度が速いので快適
災害時などに家電を使いたいという方は、Jackeryの大型商品がオススメです。
アウトドアや防災に活躍!大容量でコンセント使用可能なJackeryポータブル電源【Jackery】
②Jackeryの小型商品(中価格)
アウトドアシーンで使うなら、Jackeryの小型商品がオススメです。
- 708W以内の小型家電が使える
- スマホ・パソコン・電気毛布・扇風機などの小型家電が沢山使える
- ポータブル電源は、10万円以下で買える
- 小型のソーラーパネルは、大型に比べると発電能力が劣るが十分優秀
災害時でも通信に必要なスマホの充電は何回でも出来ます。
いきなり10万円以上のポータブル電源は買えないという方にオススメです。
Jackery製品の口コミやメリット・デメリットについて解説していますので、以下の記事を参考にしてみてください。
③超小型ソーラー×モバイルバッテリー(低価格)
オフグリッド生活を一部だけ体験してみる機会として、超小型のソーラーパネルがオススメです。
スマホやタブレットの充電を太陽光発電で行えます。
超小型のソーラーパネルなら、既に持っているスマホ用のモバイルバッテリーへの蓄電もできますよ。
ソーラーパネルは場所をとらない大きさなので、賃貸やマンションなどでも窓際で使えます。
「1万円以下で軽く自家発電してみたいな」という方に、超小型ソーラーパネルでの発電をオススメします。
まとめ:オフグリッド生活は大変だがプチならできる
- オフグリッド生活とは電力会社に頼らない生活のこと
- 正直、導入にはハードル高めの生活方法です
- プチオフグリッド生活という妥協案が一番賢いです
オフグリッド生活はいかがでしたでしょうか。
電気を自給自足して、電気代ゼロ円で環境にやさしい生活。
しかし、資金源と住む環境が大事なのが分かりましたね。
私のオススメは、やはりプチオフグリッド生活ですね。
電力会社に一部頼りながら、出来るところだけ電気を自給自足する生活。
「最近、スマホの充電ばっかりしているな」という方は、スマホ充電だけでもソーラーパネルで始めてはいかがでしょうか。
※客観的な視点で忖度無しの評価を。