初めまして、こんにちは。
とろろ(Twitter:@tor0roblog)です。
皆さんは「オフグリッド生活に使う蓄電池」について、こんな悩みを抱えていませんか?
- オフグリッド生活に使える蓄電池は?
- 自分の生活に適した蓄電池の選び方は?
- 結局、ポータブル電源はどれがオススメなの?
大学で環境問題を専攻して学んだ私が断言します。
【結論】
あなたの目指すオフグリッド生活によって、選ぶべき蓄電池(ポータブル電源)は異なります。
そこで今回は、
オフグリッド生活で使うオススメの蓄電池と蓄電池の正しい選び方を解説します。
本記事を参考にすると、自分の使用用途にバッチリ適した蓄電池を選ぶことができ、無駄な出費を抑えることができます。
※専門用語ナシで分かりやすく解説中
【定義】オフグリッド=プチオフグリッドで解説します
まず初めに、言葉の定義づけをさせてください。
本記事で使う言葉「オフグリッド生活」と「プチオフグリッド生活」を同じ意味としてお話していきます。
オフグリッドとは、以下の2つの言葉に細分化できます。
- 完全オフグリッド(生活)
→生活に必要な電気を全て自給自足する生活 - プチオフグリッド(生活)
→電力会社の電気を使いながら、出来る範囲で電気を自給自足する生活
しかし「完全オフグリッド生活」は多くの人にとってハードルが高く、現実味の無い生活様式です。
よって、多くの人が導入できるレベルの「プチオフグリッド」を「オフグリッド」と同じ意味で解説していきます。
【余談】完全オフグリッド生活はオススメしません
完全オフグリッド生活は、導入ハードルが高すぎるのでオススメできません。
その理由は、以下の2つ。
- 初期費用・維持費用・廃棄費用が高すぎる
- 電気量が安定しにくく、生活しづらい
もっと詳しく完全オフグリッド生活のデメリットについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【重要】オフグリッド生活の蓄電池を正しく選ぶ方法
お待たせしました。
それでは、オフグリッド生活で使う蓄電池(=ポータブル電源)の選び方を解説していきます。
今から私が紹介する「蓄電池を選ぶ基準」から、アナタに適した蓄電池を探しましょう。
- 予算
- やる気と目的
- 安全性と機能性
1つずつ深掘りして解説していきますね。
①予算
まずは、何と言ってもコレ。
使える予算で、買うべき蓄電池を決めましょう。
蓄電池の値段は幅広く、値段によって性能も大きく異なります。
- 10万円以上
→大型家電が動かせるレベル - 10万円以下
→中~小型家電が動かせるレベル - 1万円以下
→小型家電が動かせるレベル
アナタがオフグリッド生活を始めるにあたって、使えるお金はいくらですか?
②やる気と目的
次は、オフグリッド生活への本気度と目的を明確にしましょう。
本気度と目的を明確にすると、買うべき蓄電池が分かります。
- 電気代を大幅カットするために、大型家電でガツガツ使いたい
→10万円以上の蓄電池 - 車中泊やキャンプなどのアウトドアで家電を使いたい
→10万円以下の蓄電池 - 普段のスマホやパソコン充電用や災害時の備蓄用に使いたい
→5万円以下の蓄電池
アナタがもし、車中泊で小型冷蔵庫を使う目的だった場合、10万円以上の蓄電池だとオーバースペック(機能を持て余すこと)になります。
※「大は小を兼ねる」とも言いますが。
初期投資を出来るだけ抑えたいのであれば、自分の使用用途に合わせて蓄電池を正しく選びましょう。
蓄電池は、決して安い買い物ではないのでね。
③安全性と機能性
商品選びの3つ目のポイントは、蓄電池の性能です。
絶対に悪質な蓄電地は買わないようにしましょう。
蓄電池の安全性や機能面が劣っていると、発火などの危険性があります。
「じゃあどうやって安全な商品だと判別すれば良いの?」
そんな時は「防災安全協会推奨」という認証あるか調べましょう。
「防災安全協会推奨」とは、災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品に対して推奨する制度で、一般社団法人防災安全協会が認証しています。
つまり「防災安全協会推奨」=「何かあっても安全だ!」という目安になります。
【困惑】オフグリッド生活で使える蓄電池は無数にある
オフグリッド生活で使う蓄電池(ポータブル電源)の選び方で、実際に商品を探してみると無数に商品が見つかるはず。
「値段もメーカーも様々で、どれを選んだら良いのか分からない」そんな方が多いです。
安全で寿命が長くて、使いやすくて安いという商品は、意外と数が少ないです。
正しく商品を選べなければ、たったの数年で故障して買い替えが必要になります。
蓄電池は安いものではないので、何度も買い替えるのは嫌ですよね。
無数にある商品の中から、きらりと光る優秀な蓄電池を見つけましょうね。
【厳選】オフグリッド生活にオススメの蓄電池3つ紹介
そこで今回は、様々な蓄電器に詳しい私が厳選した「オススメの蓄電器」を3つ紹介します。
※値段が高い順に紹介していきます。
- EcoFlow DELTA Pro(大容量ポータブル電源)
- Jackery(ポータブル電源&ソーラーパネル)
- MOTTARI(大容量モバイルバッテリー)
1つずつ解説していきます。
①EcoFlow DELTA Pro
EcoFlow DELTA Pro (デルタプロ) ポータブル電源。
これは、電気自動車の充電も出来てしまうほどの超大容量&高出力の蓄電池です。
- 大型家電をガンガン動かしたい
- 電気自動車の充電器に使いたい
- 複数の家電を同時に動かしたい
- 大家族の非常用電源として使いたい
ぶっちゃけ値段も超高く(40万円超え)手が出しにくいですが、市場にある蓄電器のトップクラスの大容量と性能です。
使用人数と使用電気量にもよりますが、1週間の停電でも快適に暮らせてしまいますよ。
EcoFlowのポータブル電源は、商品種類も幅広いので自分に合った価格と性能を選んでみましょう。
②Jackery
Jackeryは「防災安全協会推奨」のポータブル電源です。安心。
ポータブル電源の種類も幅広く、目的に合ったポータブル電源を選べるのが魅力的です。
- エアコンや冷蔵庫を動かしたい
→2000 Pro:約29万円 - ドライヤーなどの中型家電に使いたい
→1500~708:約18万~9万円 - スマホやパソコンの充電用に、非常時用に
→708~240:約9万~2万円
また、Jackery純正のソーラーパネルと併用することで電気代の削減や非常時の電力生産ができます。
ソーラーパネルとポータブル電源のセット商品も販売されていますので買いやすくてオススメです。
Jackery製品の口コミやメリット・デメリットについて解説していますので、以下の記事を参考にしてみてください。
※客観的な視点で忖度無しの評価を。
③「MOTTARI」モバイルバッテリー
アナタは既に持っているモバイルバッテリーが、小型の蓄電器として使えます。
ここでは特に大容量な商品「MOTTARI」モバイルバッテリーを紹介します。
- 1万円以下で大容量のモバイルバッテリーが欲しい
- USBケーブルなどを別に用意するのが面倒
- 自家発電できるシステムがあると嬉しい
→ソーラーパネル&手巻き発電が可能 - 非常時でもスマホを使えるよう備えたい
このモバイルバッテリーは、他のモバイルバッテリーよりも重さのある商品なので注意してください。
まとめ:オフグリッド生活の蓄電池は人それぞれでOK
- 自分の資金力と目的に合わせて買おう
- 安全な蓄電池を選んで、いざという時も安心
- モバイルバッテリーだって立派な蓄電池だ!
あなたの「オフグリッド生活への本気度」はどうですか?
- ソーラーパネルを併用して電気代をガツガツ減らすぞ!
- キャンプで使える小型冷蔵庫に使いたいな。
- 非常時にスマホ充電が出来ればいいかな。
人によって適した蓄電池は異なります。
正しく商品を選ぶことで、出費を賢く抑えられますよ。
※客観的な視点で忖度無しの評価を。