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【書評】モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

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「大変な思いをして働きたくない」
「好きなことをして生きていきたい」

私もそんなことを思う世代です。(20代)

そんな若いアナタがなぜ、そういうマインドなのかを客観的に解明してくれるのが、

今回紹介する1冊
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
です。


「バリバリ働く気力が湧かない」
「上の世代の人と相性が悪い」

そう感じる理由は、
この時代に生まれた人にした分からない「モチベーション」が理由なのです。

また、

「部下の考えが理解できない」
「後輩と上手くコミュニケーションとれない」
など

年下との接し方に苦悩しているアナタにも本書を読んでいただきたいです。

若い世代の心を赤裸々に記されています。

これを読めば、若い世代とのチームワークに良い影響を与えること間違いなしです。

本記事では、
「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」
の書評・レビューをしていきます。

極力ネタバレ少なめで
本書の魅力を正直にレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

kindleのサブスク
kindle unlimited」であれば無料で読めますので是非。

【書評】モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

本記事の流れ
  1. 読みやすさのカンタンに紹介
    「太字少なめ、でも読みやすい!」
  2. こんなアナタに読んで欲しい
    「世代違いの人間関係で苦悩するアナタ」
  3. 本書の内容・ネタバレ少
    「働くモチベーションは時代のせい?」
  4. 私の読んだ感想
    「親に感謝」

気になる章からご覧ください!

読みやすさ「読み飛ばしでOK」


太字少なめで、ポイントが分かりづらいです。

少しコツが要りますが、「つまり」「なぜならば」を見つけながら読むことで、本書が言いたいことが見えてきます

また、著者の主張に対する事実的根拠の説明がダラダラ長く感じることがあります。

しかし、この部分は読み飛ばしても内容の理解度には大きな影響はないです。

本書の結論・要約は「はじめに」で完結している

本書の結論・要約は、

  • 表紙
  • はじめに

全てが書かれています。

これは本書の著者尾原さんも「おわりに」で語っているほどです。

よって、立ち読みでも本書をザックリ網羅できてしまう1冊です。

しかし、その結論を読んで「どういう意味だ?」と疑問に思うこともあるかと思います。

その時は、本編を熟読することで根拠を示しながらやさしく解説してくれます。

 

こんなアナタに本書を読んで欲しい

こんなアナタに本書を読んで欲しい

私が本書を読んでいて「こんな人にも読んでほしいな」という勧めたい人は以下の通りです。

  • 20代で夢や目標がないアナタ(←私)
  • 会社勤めで、若者の理解に苦しむアナタ
  • 学校の先生で生徒の進路相談に悩むアナタ
  • 子供の将来に不安をもつ親のアナタ
    など

若者と団塊世代の「働くモチベーション」の違いを解説する本書は、今の若者の本質を知ることができます。

よって、若者の気持ちを理解したいアナタが読むと新たな発見に出会えます。

また、自分が20代というアナタは、自分の世代・時代を客観的に知るきっかけになります。

「どう生きていこうか」
「将来に不安を感じる」

そんなアナタには是非、自分と向き合うきっかけにしてもらいたいです。

 

内容「世代ごとのモチベーションの違いを解剖」

内容「世代ごとのモチベーションの違い」

「好きなことで生きていく」この言葉の意味が理解できます。

時代によって人の働く原動力・モチベーションが異なっています。

現代の若者のモチベーションを本書で理解することで、違う世代との関わり方も円滑にすることが可能になります。

会社などの組織の潤滑油として、この1冊はオススメです。

また、本書を読むアナタが若者であれば、自分の生き方のヒントにもなります。

AIが生まれ、様々な産業が浮き沈みする世の中を上手く「楽しく」生きる鍵は「モチベーション」です。

「個人で生きる・組織に属して生きる」
この2つに的を絞って、この時代の働き方を具体的に知れます。

 

「好きなことで生きていく」私も同意です

「好きなことで生きていく」私も同意です

私は非常に恵まれた環境に育ちました。
(20代)

  • 科学技術:高水準
  • 食事:ある程度、満足
  • 生活水準:ある程度、満足
  • 生まれた国:日本

何もかも不自由ない生活を送ることができる時代・環境で育ちました。

電気・家電があるのが当たり前。
生活に欠かせない産業が豊富で困ることがない便利な世の中。

生活に何不自由ない社会に生まれた人にしかない「働くモチベーション」があることを本書で知りました。

もし、
科学技術が現代ほど発展していなければ、
きっと高級車や家電だらけの立派な家を憧れます。

そのためにどんな仕事も汗水たらしてお金を稼ぐ、これが働くモチベーションになっていたでしょう。

今の時代は、良い家電が安く手に入ります。そして公共交通機関が充実し、自家用車の価値も感じない時代になりました

運転免許証を取得する若者が減っていますよね。

本書を読むまで私は、親や年上世代の「働く理由」が分かりませんでした。

もちろん、強い信念や夢、目標があって働く人は良いですが、「やりたいことではないが働いている人」は「それで人生良いの?」と疑問でした。

せっかく与えられた限りある人生なのだから、仕事もプライベートも充実した方がいいに決まっていると思っていたからです。

しかし、私は本書を読んで、時代によって働くモチベーションが違うことを知り、自分の生き方を見直すことになりました。

そして、好きでもないであろう職種で一生懸命働く親や人に感謝の念が溢れました。

やりたいことを追い求める親もカッコいいと思いますが、家族のために働く親への尊敬を本書で思い知らされました。

 

時代が変えた「働くモチベーション」

時代が変えた「働くモチベーション」

ロマン溢れる時代と何不自由ない時代に生まれた人。

この生まれた時代の差で、そもそも働くモチベーションが違うことを知ります。

本書は、YouTubeやSNSが流行している今だからこそ、一度は読んでおきたい本です。

これからの生き方に悩んでいるそこの若いアナタにも、きっと生き方のヒントがあるかも知れません。