そんなアナタのために、
本記事では、
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門を読んだ感想を紹介していきます。
読書初心者の私でも読破できたので、あなたも読んでみてください。
- 専門用語ほぼナシ
- 素人でもマネしたくなる内容
どんな内容?
- アイデアの思考法を教えてくれる
- 本書のタイトル「ずるい」の意味
- ロジカルシンキングが一般的
- 誰でも実践できるラテラルシンキングの鍛え方を知れる
- ロジカルシンキングも必要
アイデアの思考法を教えてくれる
ラテラルシンキングという考え方・思考法について1冊通して解説してくれます。
ラテラルシンキングは、
- 新たなアイデアを考える
- 問題解決の方法 など
に役立つ考え方です。
本書のタイトル「ずるい」の意味
この「ずるい」は、卑怯というマイナスイメージではありません。
「そんな手があったのか」という関心させられる「ずるい」アイデアのことです。
ラテラルシンキングを駆使することで時間・お金・労力を節約できるアイデアを導きだせる可能性もあるので「ずるい」という表現が正しいです。
ロジカルシンキングが一般的な思考
ロジカルシンキングとは、物事を論理的に順序立てて問題を解決していく考え方。
一方で、ラテラルシンキングは問題解決までの道筋は自由に考えて最終的に問題解決をします。
つまり、ロジカルシンキングは結果までの「過程」を重要視し、ラテラルシンキングは「結果」だけに重要視します。
ラテラルシンキングは「ぶっ飛んだアイデア(過程)」で問題が解決できても良いということです。
多くの人は、ロジカルシンキングをしがちです。私もその一人。
何かを達成するためには、それまでの過程をセオリー通り・誰かの成功体験のマネで行っていました。これが成功しやすいからです。
しかし、ラテラルシンキングを鍛えれば、「論理が破綻している」「普通の人はその方法をしない」アイデアでも求める結果を実現出来てしまいます。
ロジカルシンキングも必要
ラテラルシンキングで思考した「ぶっ飛んだアイデア」を現実でいきなり実行できる場合ばかりではありません。
ここで実際に実行できるかをロジカルシンキングでアイデアの実現性の最終確認を行います。
ラテラルシンキングでたくさんのアイデアを絞りだし、そのアイデアをロジカルシンキングで吟味するという流れが理想のようです。
誰でも実践できるラテラルシンキングの鍛え方を知れる
ラテラルシンキングに大事な思考法を教えてくれます。
少し紹介すると、以下の3つがラテラルシンキングをするために必要だと本書は言います。
- 疑う力(固定概念・常識を打ち破る)
- 抽象化する力(ものの本質を見抜く)
- セレンディピティ(日常の生活からアイデアを導く)
読んだ感想は?

- 訓練が必要だが、出来るようになりたい
- ポジティブ思考にもなれる
- 読みやすかった
訓練が必要だが、出来るようになりたい
本書を読んでいきなりラテラルシンキングをバンバンできるという程、簡単な思考法ではありません(人によりますが)。
少なくとも凝り固まった私の頭では難しい思考法でした。
しかし、本書では以下の章がありました。
- ラテラルシンキングを使った成功実話
- 例題を使ってラテラルシンキングの練習ができる
これによって、何度も本書を読み直してラテラルシンキングを鍛えたいと思いました。
率直に言うと「私もラテラルシンキングがしたい」のです。
出来る人、うらやましい。
ポジティブ思考にもなれる
マイナスのものでも、ラテラルシンキングを使うことでプラスの見方が出来るようになります。
ものの見方は見る人によって異なります。
私にとってはネガティブなことも、違う人にとってはポジティブな場合もあるということを教えてくれます。
「訳アリ商品」も、その一つですよね。
読みやすかったです
読書が遅く理解力の低い私でも読みやすく・内容理解がしやすかったです。
具体的な例・実話を複数用意されていたので助かりました。
また、時々あるイラストが可愛く・内容理解にも役立っていました。
さらに、何度も読み直しやすい本の構成でした。
章ごとの最後のページに章の要点がまとまっているので、ココだけを読み直すだけで全ページを読み返す手間が減ります。
ずっと手元に置いておきたい本です。
私のような読書初心者にもオススメできます。
本の情報
タイトル | ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 |
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著者 | 木村 尚義 |
出版日 | 2011/5/24(あさ出版) |
ページ数 | 195 |
読書初心者の 読書時間 | 約3時間 |