最初に言わせていただきます。
私は税理士でもないですし、お金の専門家でもありません。
ただの本業ブロガーの確定申告経験がある私の話だと思って、本記事をご覧ください。
ブログ収入が発生しだすと、確定申告という作業が私たちを襲い掛かります。
税理士さんに丸投げしても良いですが、そんなお金もなかった私は自分で確定申告をしました。
青色申告で。
そこで私がとっても悩んだのが「経費」についてです。
- どれを経費にするのか
- 経費ごとの家事按分の割合は?
- そもそも経費の定義とかあるんか? など
そこで今回は、私が確定申告の際に悩んだ「経費」についての解説をしていきます。
ブロガー目線での解説です。
ブログ収入を得ている方は、ぜひ参考にしてみてください。
確定申告の時に悩ませるブログの経費と家事按分

確定申告で出来るだけ経費を計上して、節税したいですよね。
とはいえ、不正な申告だけは絶対に避けたい。
そんな私の「経費」に関する考え方はコレ。
『経費の家事按分を無理に高く設定せずに、自己負担をしっかりする』
これであれば「税務調査するほどの事じゃないな」と税務署も怖い目で見てこないでしょう。
税務署も人間ですから。
どこまでブログ経費とするか問題【確定申告・節税】

「記事で紹介した商品だけ」を経費にしています。
まぁ、当たり前ですけど。
ブロガーなんで、ブログ記事に使用したモノが経費の対象になります。
私のゲーム攻略記事であれば、ゲームソフト代※・Wi-Fi費用・ゲーム機※・周辺機器※。
NETFLIXの作品を紹介しているなら、NETFLIXの月額費用・視聴デバイス代※。
料理レシピを書いているなら、光熱費・水道代・食材費・調理器具※。
※何度も支払わないモノは、購入した年だけ経費にする。
ブログ経費の勘定科目はムズイよね【確定申告・仕訳】

何をどの勘定項目で仕訳ければ良いのか。
そんな壁に何度もぶち当たった私。
私の場合は、商品レビューが多かったので「取材費」を多用しました。
「雑費は出来るだけ選ばない方が良い」というネットの声が多かったですし、私には「雑費」は不都合なことが多かったんです。
私が使っている「やよいの青色申告オンライン」だと雑費の家事按分が設定しにくいんですよね。
なので、私は以下のようなモノを雑費を使わず「取材費」としました。
- ゲームソフト代
- ゲームの年会費・利用権代
- パソコンとゲームの周辺機器の費用
- スマホ機種代金・Wi-Fiなどの通信費
- 記事で紹介した書籍や映像作品の代金 など
ゲームの攻略記事を多く投稿している私は、こんなカンジ。
しかし、どれも100%経費にするわけにはいきません。
ブログとは関係ない時にも使用していますから。
そこで、家事按分の話になってきます。
ブログ経費の家事按分の正解は…【確定申告】

結論から言うと、経費の家事按分の割合設定は「自己判断」ですね。
正解の割合は人それぞれですし、買ったモノ次第でも大きく変わりますから。
私はブログの記事のために買った商品も、私用として利用することも多いです。
スマホ・パソコン・ゲーム・本・グッズ・調理器具・家具・服…挙げれば無限にありますね。
この家事按分の割合をどう設定するかが一番難しい!
本記事では、私が設定している経費項目ごとの家事按分の割合を簡単に紹介していきます。
※あくまでもゲームブロガー・商品レビュアーの私の話です。
商品・作品レビューの購入費
商品や作品のレビューのために 購入した作品は「家事按分:2割」です。
私の場合は、ビジネス書・小説・アニメ・漫画・映像作品を多くレビューしています。
これらは、プライベートな時間にも見ることが多いですが、何度も見返したり読み返すことも少ないので、20%だけ経費にしています。
ゲーム機・ゲーム周辺機器
ゲーム機と周辺機器は「家事按分:1割」です。
ゲーム攻略記事を書いている私は、ゲーム機器は必需品です。
しかし、プライベートで使用する時間が圧倒的に多いのも事実です。
私はゲーマーなので。
なので、ここは経費にしすぎない程度の家事按分10%としています。
ゲームソフト
ゲームソフト代は「家事按分:2割」です。
ソフトもゲーム攻略記事には必須な経費。
ですが、レビュー記事のためだけに購入したソフトもありますし、レビュー後もプライベートで遊ぶこともあります。
なので欲張ることはせず、20%で。
服
衣服・ファッションアイテムについては「家事按分:1割」です。
服のレビューを私はそんなにしませんが、プライベートでの使用が圧倒的に多いので10%くらいかなと。
旅行
私は旅行ブロガーではないので、旅行全体を経費としません。
ただ、もし私が旅ブロガーだとしたら、移動費や宿泊代などは3~5割を経費にするかもしれません。
家賃
私の場合の家賃は「家事按分:1割」です。
私がパソコンを置いてブログ作業している仕事場は、自宅の一部の部屋です。
この1割は、全体の家の広さに対する仕事場の広さから算出しています。
まとめ:経費の家事按分は欲張らずに設定【節税】

どんなに安い経費でも、何でもかんでも丸々経費にしてしまっては危険です。
プライベートでの使用をしっかり考慮して、自分なりに設定してみましょう。
私もまだまだ経費や家事按分に関する不安はありますが、今のところはこんなカンジで青色申告できています。
少しでも参考になれば幸いです。














