- サイドボタンの静音性はどう?静か?
- 多ボタンの割り当て設定ってカンタン?
- メリット・デメリットを簡潔に整理して教えて。
- Bluetooth接続かUSB無線か有線か、どれがオススメ?
- 握らないマウスって本当に疲れないの?操作しずらくない?
こんな悩みを解消していきます。
本記事では実際にエレコムの多ボタンマウス『EX-G』を購入し使った経験から徹底レビューしていきます。
購入を迷っている方は是非参考にしてみてくださいね。

- 4年以上の本業ブロガー
- 右左の通常マウスしか使ってきていない
- 今回のエレコムマウスで初めての多ボタンマウス体験
- 静音性・丈夫さ・価格の安さが購入時の重要ポイントでした
エレコム握らないマウス『新EX-G』を購入経緯

私(男)はブロガーで、記事の作成作業で「コピー・貼り付け・切り取り」が多いので、キーボードのショートカットキーを割り当てて作業を簡易化したかったんです。
私の初めての多ボタンマウスが今回の『EX-G』。

- 右手用・5ボタン
- Mサイズ・ブラック
- 無線2.4GHz(USBレシーバー接続)
- 型番:M-XGM30DBSKABK
ちなみに私の歴代マウスはコレ。
- NECパソコン付属のBluetooth接続のマウス
- USBタイプAレシーバー接続のマウスロジクール
- USBタイプAレシーバー接続のエレコム5ボタン静音ex-g

レビュー:エレコム握らないマウス『新EX-G』

エレコム握らないマウス『新EX-G』を下記の5つからレビューしていきます。
- 静音性
- ワイヤレスor有線
- 手の大きさとサイズ
- Bluetooth接続orレシーバー接続
- マウスポインタの速度と扱いやすさ
1つずつ見ていきましょう。
静音性
サイドボタンを含めて、カチカチ音は無いです。
小さな音でボタンがポコッと沈む音だけ。
例えばですが、3m離れた場所にいる眠った赤ちゃんやペットを、クリック連打したって起きないくらい静かだと実感してます。
寝静まった部屋や図書館などでの作業で、誰かを不快にさせることは極少です。
ワイヤレスor有線
私はワイヤレス(無線)を買いましたが、快適。
- ワイヤレスの操作の自由度
- コードレスの収納のしやすさ
- コードレスによるデスクの掃除のしやすさ
この三点が私にとって圧倒的な魅力。
有線は「マウス接続と遅延の少なさが確実に保証される」のが嬉しいポイントですが、私はコンマ何秒を競うようなパソコンゲームに使うわけではないので、ワイヤレス一択でした。
そもそも私は何年もワイヤレスマウスを使ってきたので、今さら有線は使えません。
無線レシーバー接続の使用感「一回も途切れない!快適!」
有線マウスに慣れてしまっている方は、当然使い慣れた有線がオススメです。
↓有線タイプ↓
手の大きさとサイズ

私は手首から中指の先端までが173mm。(身長169cmの男)
買う時に目安にした下記の表に従って、私はMサイズを購入。

ですが実際に使ってみると、サイドボタンの前側を親指で押そうとするとギリギリ届くくらいの距離感。
実は私のマウスの持ち方が、手のひらをマウスにベタッと付けずに、手のひらをマウスから数だけでミリ浮かして手首を机に置いて、指先でマウスを持って動かす方法なんです。
このようなマウスの持ち方をする方だと、私はMでギリギリ適していたが、Sサイズでも良かったかなとも思います。
一方で手全体をマウスに置いて使う人(おそらくほとんどの人)は、目安表の通りに購入すれば問題ないでしょう。
サイドボタンを多用したい方や、親指の長さに自信が無い方はSサイズが良いかも。

ちなみに私の親指の長さは、手首~親指先まで約100mm(10cm)です。
Sサイズはコレ↓
Mより大きいサイズ「L」もあるよ↓
左手用もあるよ↓
Bluetooth接続orレシーバー接続
私は無線USBレシーバー接続にしました。
理由は2つ。
- パソコンのUSBタイプA差込口が有って、差し込む余裕もあったから。
- Bluetooth接続だと周りの環境で接続が不安定になる可能性を考慮したから。
①パソコンのUSBタイプA差込口が有って、差し込む余裕もあったから。
そもそもレシーバーは、USBtypeAの差し込み口が無ければBluetooth一択になるでしょう。
また、USB差込口に余りが無いと使用も困難。
こればかりは使用する方それぞれの選択になりますね。
②Bluetooth接続だと周りの環境で接続が不安定になる可能性を考慮したから。
Bluetooth接続は電子レンジ稼働中でも影響されてしまうもの。
初代のBluetooth接続マウスも時々接続が不安定になってイライラした経験がありました。
ですが、USBタイプAレシーバー接続のマウスロジクールにしてから接続の不具合はゼロになったので、レシーバー接続への信頼は厚い私なのです。
2度目ですが、もう一度言っておきますね↓
無線レシーバー接続の使用感「一回も途切れない!快適!」
USBタイプAの差込口が無い!差し込み口は他でいっぱいだ!と言う方は、Bluetooth一択ですね。
↓Bluetoothタイプ↓
マウスポインタの速度と扱いやすさ
マウスポインタの速度は、20パターンの速さで調整可能なので問題なし。
なので、以前に使っていたマウスの速度に近い調整をすれば、すぐに使い慣れた操作ができますよ。
私の場合は、マウスポインタの速度は、標準より少し遅めに。
前マウスのロジクールがこれくらいの速度だったので慣れた速度に設定。
サイト作成作業は細かい作業が多いので、ポインタは遅い方が精密にクリックしやすくミスも起きにくいですね。
結局、慣れた速度に設定するのが一番。
でも私は、将来的は標準以上の速度で慣れるようにしていきたいです。
なぜなら、大幅なポインタ移動の時にマウスを一回持ち上げるの動作をするのですが、エレコムのマウスが大きくて少し重いのが難点。
持ち上げなくても画面の端から端まで移動できるくらいの操作が一番快適だと思うので、訓練していくつもり。
デメリット:エレコム握らないマウス『新EX-G』

レビューをあれこれ書きましたが、デメリットを要約してお伝えしたいと思います。
- 大きくて重い
- カラバリが残念
- ゲームには向かないかも
順番に補足していきますね。
①大きくて重い
もっと大きいマウスはこの世にありますが、それでも持ち運びには向いていないマウスだと感じました。
マウス操作中に数ミリ浮かすだけでも鬱陶しく思える重さ。
形もいびつで重いので、カバンの中に入れて持ち歩くなんて現実的じゃないです。
自宅や仕事場だけの相棒にした方が吉です。
②カラバリが残念
デスク周りを自分色に染めたい方は、このマウスでは色を楽しみにくいでしょう。
「安さと機能面」を重視して買いたい方向けの商品ですね。
EX-Gのカラーバリエーションを確認する③ゲームには向かないかも。
私が実際にパソコンゲーム使っていないのですが、やっぱり5ボタンじゃ足りないゲームが多いと思いますし、仕事用の性能だなと感じさせるマウスでしたね。
ゲームに使えるかもですが、FPSゲームなどの精密操作が必要な場面では適さないでしょう。
メリット:エレコム握らないマウス『新EX-G』

続いてはメリット。2点です。
- 安いのに多機能
- 手・腕・肩・首が疲れない”気がする”
気がする?その真相を解説していきます。
①安いのに多機能
この安さで5ボタンも増えれば当然、作業効率は一気に上がりました。
静音性も申し分ないですし、安っぽく見えるプレスチック素材でもないです。
見た目も機能も耐久性も、値段以上に感じましたね。
キーボードのショートカットキーをサイドボタンに設定した私は、以前までショートカットキーを押していた左手が今では脱力できています。
左腕を持ち上げることが少なくなったので、左肩の肩こりが少し軽減したかも?です。
②手・腕・肩・首が疲れない”気がする”
ぶっちゃけ、疲れにくさに目立った実感は無いです。
このエレコムマウスに換えて「肩こりが全くない!羽が生えたように肩首が軽い!」と劇的な体験があればもちろんお伝えしようと思いましたが、そう言い切れるほどの体験はありませんでした。
通常マウスよりは、少しだけ巻き肩の対策になるので理論上は体に良いかもしれません。
ただ、通常マウスでもEX-Gでも、定期的に背伸びをしたり体を動かす方が、カラダには良いに決まっています。
マウスをEX-Gにして、肩こりをゼロにするぞ!と意気込んで買うのは全くオススメしません。
体が疲れにくくなるのは理論上の話。
そこまで実感は無いのが現実です。
期待し過ぎない方が、吉。
エレコムマウス『EX-G』多ボタン割り当て手順すべて


エレコムのボタン割り当てについて補足解説しておきます。
結論から言うと、めちゃくちゃ簡単に設定できました。
その設定手順を軽く紹介しておきますね。
- エレコムマウスをパソコンに接続して使用し始める
- 「https://www.elecom.co.jp/r/ma-dl」にアクセス
- マウスについての解説ページに飛び、一番下へスクロール「Windows版をダウンロード」「Mac版をダウンロード」のどちらかをクリック
- 進んだページの一番下「許諾書に同意してダウンロードする」をクリック
- ダウンロードしたファイル「mouse_drive_ma・・・.zip」を開く
- アプリが開こうとして、私用する言語を聞かれる「日本語」
- 注意事項を聞かれて「OK」する
- ようこそ!とアプリが開くので「次へ」→「インストール」
- パソコンの再起動を求められるので「はい」
- パソコン再起動
- デスクトップに「エレコム マウスアシスタント5」があるので起動
- ここから調整&設定開始!

「フライングスクロール」とか意味不明な調整項目がありますが、私はいじっていないです。気になる方は設定してみて。
私が調整&設定したのは、下記の2つ。
- ボタン設定
- マウスポインタの速度
これだけでも十分、快適に使える状態になりましたよ。
まとめ|エレコム握らないマウス『新EX-G』レビュー

- 持ち運びやゲームには向いていない
- 価格の安さ以上の操作設定の自由度・静音性があった
- 体の疲れにくさに劇的な変化は感じられないのが本音です
いかがでしたでしょうか。
「疲れにくさ」の一点で購入を決めるほどの魅力は無いかもしれません。
一方で「多ボタンマウスを安く手に入れる商品」として購入を検討することをオススメしますよ。
個人的には、価格以上の静音性に驚いています。
カチカチ音が嫌いな方には、激推ししたいですね。