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【評価】ドラクエ11がつまらないと思った7点|ドラクエ8世代の私がネタバレ無しレビュー

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とんにちは、初めまして。

ゲームをこよなく愛すブロガーの”とろろ”と申します。

私のドラクエ経験のドンピシャ世代は「ドラクエ8」。

そんな私が2023年に「ドラクエ11」をプレイしてみました。

正直、感想は「なかなかおもろいな」という感じ。

こう思った理由は、良い所悪い所明確に見えてしまったからです。

そこで本記事では、ドラゴンクエストⅪのレビューをしていきます。

ネタバレをほとんど含まないので、安心してご覧ください。

私のゲーム歴とドラクエ経験はこんなカンジ。

さくっと私のゲーム歴を紹介していきます。

小学生からゲームで育ったゲーマーな私。

人生で一番好きな作品:メタルギアソリッド2

人生で初めて遊んだ作品:三国無双(初代)

人生で一番やり込んだ作品:Dead by Daylight

私が10代のころに発売されたドラクエは「8」。

ドラクエシリーズの経験:8のみ

ドラクエ8は、ストーリーだけ全クリア済み。

ドラクエ8の感想は「めっっっちゃ面白かった!!」です。

こんな私が、今から「ドラクエ11」の感想を述べていきますね。

なぜ感想が「なかなかおもろいなとなってしまったのか、説明していきます。

評価:ドラクエ11で残念だった7点|つまらない原因

早速ですが、ドラゴンクエスト11をプレイしていて残念だった点はコレ。

  1. ストーリーの中だるみ
  2. 物語で横道が多すぎる
  3. ヨッチ村がダルい
  4. クエストがダルい
  5. ”ためる”が無い寂しさ
  6. 全然難易度が高くない
  7. 戦闘回避できちゃうのがヌルイ

1つずつ解説していきますね。

ストーリーの中だるみ

これは私だけかもしれない感想かもですが。

物語の起承転結の”転”~”結”までが、ものすごくつまらなく感じました。

好きなキャラを操作できない時間が有ったり、大筋の物語から逸れる時間が長いんです。

早く仲間とラスボスに向けて戦いたいのに、それができないもどかしさ。

私が中だるみに感じた物語も、物語の深みを出すためには必須なのは重々承知しています。

それでも、もっと胸アツな物語が有ればなぁと思ってしまったんです。

物語はドンドン右肩上がりで盛り上がってほしい私なんです。

一方でドラクエ8は、王と姫の呪いを解くためだけに展開していく物語。

物語は全く本筋を逸れることなく、常に盛り上がっていく展開でした。

壮大な1つの物語を、たっぷり味わえたのが楽しかったですね。

物語で横道が多すぎる

世界平和を取り戻すための物語に「これって本当に必要か?」と思ってしまう横道が多かった気がします。

もちろん、どの横道も勇者にしか成せないものですが、ラスボスさんを倒すことには全く関係ないことをいろんな人に頼まれすぎ。

世界平和のための勇者なのに、他人にお願い事されすぎ。

本当の勇者なら、世界を脅かす敵にまずは専念させてほしいな…と思ってしまうんですよね。

敵を倒してから、みんなの個人的な悩みは助けたい。

そんな性格の勇者なのが私。

ヨッチ村がダルい

過去のドラクエシリーズを体験できるっぽい村のプレイが、めっちゃ面倒でした。

昔からドラクエを遊んできた人なら、もしかしたら胸アツポイントなのかもしれません。

ですが、8しか遊んでいない私からすると、要らない要素。

なぜなら、3Dのドラクエが好きなのだから。

ここをクリアするのは必須じゃないですが、貰えるアイテムが貴重かもしれないので、私は一応ダラダラとクリアしました。

クエストがダルい

サブミッション的な要素の「クエスト」が面倒でした。

内容は、おつかい。

あそこに行って、あることを達成して、戻ってきて。というモノ。

面倒だけど、このクエストをやらざるを得ないんですよ。

なぜなら、報酬がめっちゃ豪華だから。

買えない装備やレアなそうびのレシピが貰えるので、強くなるためにはやらないわけにはいかんのですよ。

ダラダラとおつかいにばかり行っていると、ストーリーの本筋を忘れそうになるし。

”ためる”が無い寂しさ

ドラクエ8の戦闘にあった”ためる”が無くて少し残念でした。

”ためる”とは、1ターン力を溜めることでその後の攻撃1回分は強力になるというコマンド。

私個人的には、”ためる”を使った「駆け引きがシンプルな戦闘」が好きでした。

それが11では無くなっていて、”ゾーン”と”れんけい”になっていました。

”ゾーン”状態になれるのも運だし、”れんけい”の技の種類も多すぎて把握するのは私には無理でした。

全然難易度が高くない

ドラクエ11全体のゲーム攻略が、全然難しくなかったです。

ずっ~と、チョー簡単。

その理由は2つ。

  1. ダンジョン内のセーブポイント
  2. オートセーブ機能

この2つのおかげで毎回のボス戦を、メンバー全員が元気満々の状態で挑めてしまうんです。

ダンジョン内や洞窟内のボス戦の直前に、教会&回復ポイントが設置されていて「回復できちゃうのかよ」と思ってしまいました。

ダンジョン道中のザコ戦でボロボロになりながら、道具を駆使してボス戦に挑む感じが少なかったですね。

もっとボス戦にヒリヒリ感が欲しかった。

ポジティブに捉えるなら、お子さんでも楽しく戦えるゲームになっていました。

あくまでも、大人には物足りない難易度という意味です。

戦闘回避できちゃうのがヌルイ

ドラクエ11では、魔物に接触しない限り戦闘にはなりません。

この強制エンカウントじゃなかったのが、ゲームをぬるくしていましたね。

※航海中は強制エンカウントでした。

強制エンカウントの「エンカウント」とは「遭遇」。

つまり、町の外を歩いているだけで強制的に魔物との戦闘にはならないということ。

ドラクエ8を含めた昔のドラクエは、強制エンカウントが主流だったはず。

この強制エンカウントのおかげで、ザコ戦で全滅してしまうヒリヒリ感があったはず。

「今は戦闘したくないのに~」という感覚も醍醐味だったはず。

しかしドラクエ11は、戦いたくなければ魔物を避けて歩けばいいというヌルさ。

ポジティブに捉えれば、理不尽な戦闘が減るので、ストレスは溜まりにくいですね。

評価:ドラクエ11で最高だった8点|つまらないを逆転

ドラゴンクエスト11の残念だったところを散々語ってしまいました。

ここからは、良かったところを紹介していきますね。

  1. 音楽が全て鳥肌級
  2. カジノから出れない
  3. キャラ着せ替えの楽しさ
  4. ドラクエ8の要素が胸アツ
  5. 物語テーマが深く涙することも
  6. ドラゴンボール好きの私には胸アツ
  7. ちょっと出キャラの声優さんが超豪華
  8. 最後の最後に急展開があって楽しみは終わらない

順番に解説していきますね。

音楽が全て鳥肌級

ズル過ぎる。オーケストラだなんて。

機械的なBGMじゃなくて、オーケストラっぽい演奏のBGMばかりで、旅中ずっと鳥肌でした。

それくらい感動する音楽で、勇者たちの壮大な旅にピッタリで。

音楽が素晴らしいのは、神。

ゲームを初めて起動したときのオープニング映像で、オーケストラ演奏のドラクエテーマが流れます。

最初の音楽で心をガシッと掴まれてしまって、プレイすることが一層楽しみになったことを今でも覚えています。

カジノから出れない

ドラクエ11で最初に言いたいこと、それは…

『カジノが楽しすぎる!!』ということ。

めちゃくちゃカジノが楽しかったです。

一度カジノ場に足を踏み入れたら最後。

ずっとスロット(マジスロ)をやっちゃいます。

ポーカーもルーレットも楽しいですし。

カジノのクオリティはとても高くて、景品も豪華で素晴らしかったです。

ドラクエ11の物語を遊び終えた私は、スロットを無心で無限にやってしまうほど。

キャラ着せ替えの楽しさ

キャラを着せ替え出来るのが、めっちゃ嬉しかったです。

好きなキャラを自分好みに出来るので、愛着が湧きます。

そして、そんなに好きじゃない仲間も好きになれます。

衣装が固定だと、やはり見飽きる原因にもなるので。

着替えが出来るのは、私にとっては「飽き解消」になっていました。

少しエッチはコスチュームもあって…ぱふぱふの威力が…でした。

ドラクエ8の要素が胸アツ

ドラクエ8の要素が追加されていて、嬉しかったです。

懐かしいBGMやドラクエ8の衣装もあって。

ドラクエ8しか遊んでいない私には、ぶっ刺さりました。

ドラクエ8を遊んだことがある方は、懐かしさに浸れることでしょう。

欲を言えば「ヤンガス、ゼシカ、ククール、相棒のネズミ」の要素も欲しかったですね。

物語テーマが深く涙することも

本作品の物語のテーマは、まさに「人生」。

私たちが抱えている悩みそのものがテーマになっていました。

家族愛・兄妹愛・人種の差・死と生・血のつながらない愛・友との絆などなど。

ドラクエ11を通じて、様々な「愛のカタチ・愛の誕生」を感じられました。

私たちの世界の大きな課題に、勇者たちは立ち向かっているようでした。

そんな物語に、私は涙しそうになることも。

私が特に好きだった物語は、ベロニカとセーニャの姉妹の絆。

お互いを想い合う描写に毎回グッときます。

物語が終盤になると、この姉妹の愛が本当に素晴らしい。

そんな2人の絆を全力で守ろうとする仲間たちにも感涙でした。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ドラゴンボール好きの私には胸アツ

ドラゴンボールが好きな私には、刺さるポイントが2つありました。

  • 神龍に願い事をした後のアレが…
  • ま、魔人ブウ?と思わせる可愛いキャラ

この2つが私的に「もうドラゴンボールじゃん」って私の少年心がときめいてしまいました。

そもそもイラストデザインは、ドラゴンボールを描いている鳥山明さんなので、ずっと最高でした。

ドラゴンボールが好きな方は、ぜひこの2点を共感して欲しいですね。

ちょっと出キャラの声優さんが超豪華

物語の途中で出会うキャラクターたちの声優さんが豪華すぎました。

私の好きな声優さんで言えば、大塚明夫さんと田中敦子さん。もはや攻殻機動隊…笑

思い返せば、ドラゴンボールのセルも、銀魂の銀さんも居ましたね。(多分)

ドラクエというビッグタイトルだからこそ実現できた声優陣だなと、作品の凄さを思い知りました。

アニメ声優さんに詳しい方なら、ドラクエ11はドキドキしながら楽しめるはず。

最後の最後に急展開があって楽しみは終わらない

ドラクエ11の凄いと思ったところ

それは「エンディングの後の物語」です。

これ以上はネタバレになってしまうのであまり言えませんが、ドラクエ11のサブタイトルの意味が分かるんです。

~過ぎ去りし時を求めて~

エンディング後の物語こそ、ドラクエ11の醍醐味と言っていいでしょう。

私のドラクエ11プレイの記録。

私がドラクエ11を遊んだ経緯を残しておきます。

私がドラクエ11を遊んだ理由。

ドラクエシリーズを久しぶりに遊びたくなったから。

小~中学生のころに遊んだドラクエ8。

成人後に「久しぶりにドラクエやりたいな」と思い、ホコリを被ったPS2とドラクエ8を再度プレイ。

そして、ドラクエ欲が止まらなくなる私。

そこで出会ったのが「ドラクエ11」。

2023年3月5日~プレイ開始。

ドラクエ11をどうやって遊んだか。

私はplaystation5でPS4版ソフトをプレイしました。

2023年時点のplaystationオンライン権に付属していたサービス「ゲームカタログ」で、ドラクエ11が含まれていたので遊べました。

PlayStation Plusエクストラ: 12ヶ月利用権 (定額サービス) )

ついでに「キングダムハーツ」も全作遊んじゃいました。

懐かしかったぁ

ドラクエ11をPS5で遊ぶと?

ぶっちゃけ画質などが向上するということは無さそう。

ソフト自体PS4版しかないので、解像度などの変化はないかと思います。

PS4版のゲームソフトなので、十分グラフィックは美しかったですけどね。

ただPS5だと、読み込み時間が全部一瞬でしたね。ぜんぶ3秒以内

なので、サクサクとマップ移動できたのでストレスは感じませんでした。

PS4やSwitchで遊ぶと、もしかしたら読み込み時間がかかるかも?

PS5で遊んだときは、決定ボタンは×ボタン、キャンセルボタンは○ボタン。

そう考えるとPS5は、かなり快適なゲーム体験でしたね。

まぁ、PS4やSwitchで遊んでいないので比較はできませんが。

ドラクエ11のクリアタイムとクリア状況

私の場合ですが。

ラスボス撃破までに、約100時間。

クリア率で言えば、だいたい8割くらいですかね。

未達成の残りの2割は「レベル上げ・トロフィー集め・クエスト(サブミッション)の全クリ」だけ。

私は、ストーリー重視で遊んでいたので、物語の結末が分かったのでここで終了しました。

まとめ:ドラクエ11の全てがつまらない訳が無い。神作品です!

本記事でレビューしたとおり、私にとって残念だったところは確かにありました。

しかし、ドラクエ11を全体で見れば、かなり遊びごたえのある作品に感じました。

壮大な物語展開、従来の戦闘と新しい戦闘、カジノの楽しさ。

魅力的なキャラクターたち、豪華な声優陣。

見慣れた魔物たち、見慣れた武器たち。

ドラクエ8のような「3Dドラクエらしさ」をそのままに、自分だけのチーム編成で戦える楽しさが詰まっていました。

私は、エンディング後の物語で一番泣きました。

私も勇者と同じように、ベロニカに「なにそんな泣きそうな顔してんのよ」と言われそう。

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