節約と中古売買 PR

プラスチック製ストロー廃止は消費者にも責任がある【ゴミ問題】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
とろろくん
とろろくん

ストローが問題になった。

スタバのストローとか。

でも、プラスチック製のストローを使う企業が悪いから問題になったのか

いや、違う。正確にはそれだけではない。

消費者の後始末がずさんになったからだ。

もちろん企業が使わなければ良いのだが、この問題は企業ばかりに責任を押し付けるものではない。

我々、消費者の問題でもある

 

今回の問題対策キーワード

ポイ捨て、最悪。

実は、プラスチックゴミのリサイクル自体に問題がある。

上手くリサイクル出来ていないという事実があるのだ。

よって、企業がストローなどのプラスチック製を使わない・減らす(リデュース)というのは必須の話である。

プラスチックのリサイクル実態については、また別記事にて分かりやすく説明したいと思う。

 

今回はストローの問題から消費者のプラスチックゴミに目を向けた話である。

 

プラスチックを食べる私達

プラスチックゴミが果たしてどんな影響を与えているのか。

それは簡単に言うと私達の体内にプラスチックが入ってきてしまうということ。

一見怖そう。けれど事実。本当に恐ろしいことである。

もちろん、直接食べる訳ではない。

上手く処理されなかったプラスチックゴミが海で歯磨き粉のスクラブぐらい細かく分解され、それを魚が食べ、その魚を私達が食べる、という流れがある。

詳しく話すと専門的で長い話になるため、他の専門家に任せるが、つまりこういうことである。

 

どこのゴミが海に流れるのか

そのほとんどがポイ捨てである。

海に直接捨てるのではなく、街でのポイ捨てがなんと海まで分解されて流れてしまうのだ。

とてもイメージしにくいと思う。

もっと簡単に言うと、雨や風でペットボトルがバラバラに分解され、川に流され、海までたどり着く。

これが恐ろしいほどの量が海に流れてしまっている

将来プラスチックの海になるかも知れないとも言われるほどだ。

この詳しい話は別記事にて分かりやすく解説する。

 

プラスチック製品が作れなくなる未来

プラスチック製品は何でできているかご存知だろうか。

そう、石油

石油と言えば、化石燃料と言われる「限りある資源」である。

化石燃料の残量とは以下のようになっている。

出典:関西電力 世界のエネルギー事情

もう石油は取れない未来が迫っているのが分かるだろう。

私達の身の回りにはプラスチック製品で溢れている。

コンビニにいけば、レジ袋、食品の容器や包装、買い物カゴだってそう。

どこにだって無数にある。そして、毎日無数に捨てている。ストローもその1つだ。

プラスチック製品が作れなくなるかもしれないのなら、分別してキチンと捨てる、リサイクルを意識するのが消費者の責任だろう

 

捨て方が正しければアナタは100点だ

プラスチック製品を使わなければ、とても良い対策だろう。

しかし、そうは言っても使わないのは厳しい。私も難しい

なら、捨て方を見直してみよう

きっとアナタもすぐできるはず

(捨て方は、捨てる場所やゴミが回収される自治体にも寄るのはご了承ください。)

まず、捨てるものをできるだけ分解する。

ペットボトルで例えれば

キャップ、本体、ラベル

これだけで十分。小学生でもできる

そして、それぞれを捨てるべき場所に捨てるだけ、簡単だ。小学生でもできる

スーパーの入口などに一度は見たことが無いだろうかキャップを捨てる場所ペットボトルを捨てる場所、プラスチックを捨てる場所

これにそれぞれ捨てるだけだ。水でササッと洗っておくのも忘れずに。

小学生でもできる

 

消費者が責任を押し付けた

企業がプラスチックストローをやめます。なんてニュースを一時期よく聞いた。

お、良いことだ。だなんて思えるニュースかもしれない。

確かに全ての企業はこれを目指さなければならないことだ。

だがこのニュースが伝えたいのは消費者の無責任さでもある。

何が無責任なのか。冒頭でも触れたが、消費者の捨て方である。

消費者が正しく分別・リサイクルに協力的に取り組んでいれば、問題にならないことなのだ。

ポイ捨てに関しては最大の悪だ

 

企業が何をしたってんだ

マクドナルドで例に話そう。

店内で食事をした後、自分で片づけてお店を出ると思う。

片づける時、捨てる場所には分別するようになっているはずだ。

プラスチックと紙やくずなどの燃えるゴミの2種

店内の分別努力は企業側で行われていることがこれを見ただけで十分理解ができる。

 

自分がポイ捨てした分、自分のカラダに入ってくると思え

問題なのは持ち帰りの話だ。つまりお店の外で行われている消費者の行動である。

持ち帰りしたプラスチックを燃えるゴミにめんどくさくなって捨てていないだろうか。

私から言わせると燃えるゴミに捨てるならまだ良い

最大の問題は、アナタはポイ捨てをしてないだろうか

ここで多くの人がポイ捨てをすることなく、分別して捨てることができていれば、企業はストローを紙やマカロニ的なパスタにしなくて良いのだ。

コーヒー好きの私からしてもパスタでコーヒーは飲みたくないものだ。紙ならまだ良いが。

 

企業はゴミを意識するのは当たり前

ゴミに対してずさんな企業は社会的に非難されるし、法律で裁かれる

フィレオフィッシュ用に魚をさばいている場合ではないのだ。

ゴミを意識できていないのは紛れもなく消費者だ

「プラスチックストローやめてくれ」と言う人に、「分別して捨てているのか」と聞きたい。

 

正しく捨てればプラスチック製で良い…わけでもない

正しくない処理をされたプラスチックゴミが環境や私たちの食事に影響する。

正しく分別されれば、リサイクルになる。

つまり、新たな石油も大量に消費されないし、環境に大きな影響を与えない

なのであれば、完全にプラスチック製品を使わない生活なんて目指さなくてもいいはず。

プラスチック製品は言わずもがな我々の生活に無くてはならないものである。

うまくプラスチックと付き合えれば、プラスチックと円満な生活ができるのだ。

…と言いたいが、実はプラスチックゴミのリサイクルには一つ大きな問題がある。

その問題は「実質、プラスチックゴミのほとんどがリサイクルできていない」ということ。

この問題については別記事で説明したい。

 

プラスチック離れで節約だって出来ちゃう

自動販売機の前を水筒を片手に通り過ぎる

毎日ペットボトル1本以上買ってはいないだろうか?

そして毎回ちゃんと飲み切れているだろうか。

ちゃんとポイ捨てすることなく分別して捨てれていれば文句はない。あなたは素晴らしい

しかし、ペットボトルと距離をとればゴミ問題と節約の一石二鳥が可能なのだ

自分の水筒を持ち歩けばいい

使用済みペットボトルを洗って自分の水筒にしてもいいだろう

これでゴミも出なければ、飲み残すことも少なくなる

なんと水質汚染に貢献もできてしまった。最高だ。

そして毎回の500mlペットボトル100~150円の出費がなくなる。

特売された2リットルのペットボトル飲料を買って、水筒に飲める分だけ入れてもいいだろう。

特売価格だと2リットル一本・約100円なんてこともあるだろう。

なんて財布に優しいのだろう。いや、今はキャッスレス時代だからスマホに優しいのか。

自分で麦茶を作ってもいいだろうし、コーヒーやカルピスなんか作ってもいいだろう。

水筒によっては保温保冷でいつ飲んでもおいしい温度だ。私は象印とサーモスが好きだ。

KEEP IN MY BOTTLE という伊藤園が出しているティーバッグもラクだ。

お湯や水にティーバッグを入れておいて持ち歩けば良いのだ。

 

MY箸で食事を渡れ

コンビニやスーパーで「袋いりません。あっ箸もいりません。」が理想である。

なんと森林伐採の問題にも貢献できてしまった。最高だ。

もちろん、外で食べる時は箸など貰わないと食べれなくて困るが、

箸を持ち歩くというのも選択肢に入れてみてほしい。そう、MY箸だ。

それだけでかなり意識高い系に見える、私には。

そんな男性と友達になりたいし、そんな女性を好きになりたい…話を戻す。

 

割り箸は、スプーンとフォークはプラスチックが多い。

日本人なら食事に箸があれば大体は何とかなるはずだからだ

パスタを食べるにも箸でも何とかなるだろう。

その場合はパスタをすすって食べて良しとしよう。

すすって食べていて誰かに文句を言われても私は責任を負わないが。

というか私はいつだってパスタは蕎麦のようにすすって食べたい…話を戻す。

 

スプーンとフォークを持ち歩くのは鞄の邪魔になるが、箸なら場所も取らないだろう

可愛いorスマートな自分だけのMY箸を持ち歩いてみてはどうだろう。

 

自分のいつものカバンがエコバックになる

そして、レジ袋もぜひ貰いたくない

「袋いりません」「テープで良いです」と言ったこと人生であるだろうか。

言ったときの清々しさは良い。環境に貢献したぞと思える

あなたもそう思ってみてほしい。

レジ袋はもちろんビニールなのでプラスチックだ。

買い物の量がそこまで多くなければ、自分のカバンに入らないか頭の中で検討してみてほしい。

その時は必ずテープを貼ってくれているか見ておこう。

レジ袋が当たり前のコンビニなんかは店員さんはテープを忘れがちだからだ。

エコバックでスーパーのレジ袋も毎回数円出して買わなくても良くなるのは立派な節約にもなる。数円でも塵も積もればである。

 

レジ袋をもらったっていい

レジ袋をプラスチック用MYゴミ袋にしてくれれば、拍手だ

そしてそれをしかるべき場所に分別して捨てれればスタンディングオベーションだ

レジ袋や割りばし、スプーン、フォーク、ストローを貰うことが悪ではない。

貰ったものを正しく捨てられないことが悪なのである。ポイ捨てが悪なのである

しっかり分別してくれれば、あなたも環境に大きく貢献出来ている

 

この記事で難しいことは言っていないつもり

私が提案した対策や行動を難しく感じただろうか。

もちろん、いきなり全て実践したら息が苦しくなりそうだが、少しずつ試してみれば大したことではないはずだ。

スーパーやコンビニのレジに立ったとき、私の記事をふと思い出してくれたら私は嬉しくてあなたに100円上げたくなる。その100円でペットボトル買わないでほしいが。

ストロー問題も私たちの問題であることは少しでも分かっていただけただろうか。

プラスチック製品の使用自体が悪ではなく、消費者がちゃんと分別して捨てよう。

これが結論である。

あなたの身近に環境問題を感じていただければ幸いである。

プラスチックのリサイクル実態についてはまた別記事にて紹介したいと思う。

 

箸と弁当と私 愛するあなたのため~

私は高校と大学は弁当と水筒を欠かさず持ち歩いた。

たまに水筒では足りなくなってペットボトル飲料を買うことがあったが、

大体は家から持ってきたもので事足りていた。

大学では特に周りの人らがペットボトルを毎日持ってきていて

君らも環境学専攻なんだけどな」なんて思っていた。

それぐらいペットボトルが当たり前で私の方が少し浮いていたくらいだ。

MYボトル、MY箸が当たり前の世になればいいなと強く思った。

 

毎朝弁当と水筒を毎日作ってくれた母と毎日働く父には感謝してもしきれない。

今はキッチンで鼻歌を歌いながら夕食を作っている母へ、ありがとう。

外で頑張って働き、家では愛犬に吠えられている父へ、ありがとう。

 

タピオカ飲んだことないな。口が大きいストローが憧れ。

ミルクティー好きちゃうねんな、ほんま。

(とろろは茨城人)

以上、とろろでした。

 






    著:ジーオーティー
    ¥385 (2024/09/24 04:50時点 | Amazon調べ)