- 日本沈没-希望のひと-って面白い?
- 見た人の感想・レビューが知りたい。
- 見ておくべきオススメの人ってどんな人?
- どんな内容?専門用語で難しい?
そんな悩みを解決します。
記事の内容
- 総合評価・感想
- あらすじ
- ココが残念だった!を紹介
- ココが良かった!を紹介
- 印象に残ったシーン・セリフ
- こんな人に観てほしい!を紹介
- 見逃し配信・全編を視聴する方法紹介
日本沈没-希望のひと-のファンである私の番組感想も記事内で紹介しています。ネタバレ注意ですが良ければご覧ください。
2021年にTBSの日曜劇場で放送された小栗旬主演の『日本沈没-希望のひと-』。
平均視聴率 :15.8%
最終回視聴率:16.6%
しかし、シリアスで難しい問題・テーマを扱った内容なので、その内容に興味ない方には見始めても退屈なドラマになるかも知れません。
そこで今回は
「日本沈没-希望のひと-」を見た私の率直な感想に加え、全話をお得に見る方法を紹介します。
本記事を参考にすると、『日本沈没-希望のひと-』をより楽しめるようになります。

※全編フル視聴できる方法を全て紹介中。
総合評価・感想【日本沈没-希望のひと-】

TBSドラマ日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』を観た私の感想を3つ紹介します。
- 日本を改めて好きになる作品
- 実際の災害に対する備えをしたくなる
- 難しい政治の話が分からなくても大丈夫
- 環境問題について考えるきっかけになった
日本を改めて好きになる作品
『日本沈没-希望のひと-』を見て日本の事を見つめ直す機会になりました。
日本沈没するという事は、日本の文化・技術も消滅する可能性があるということです。
よって、日本は他国にない魅力や誇るべき文化が沢山あるんだなと実感させられました。
そして、そういったものを失いたくない・未来へ繋いでいきたいなと思いました。
ちょっとキザな考察ですけど、コレが私の素直な感想です。
実際の災害に対する備えをしたくなる
日本は自然災害が多い国と再確認させてくれるドラマでした。
地震・噴火・豪雨・水害・土砂崩れ…こういった災害から命を守るために準備しておきたいと思わされました。
ここ最近では、以下のような大きな災害が発生する可能性があります。
- 地震の頻発
- 富士山噴火の可能性
- 豪雨や台風による水害 など
こういった災害について今一度向き合うきっかけになる良い作品でした。
難しい政治の話が分からなくても大丈夫
『日本沈没-希望のひと-』では、政治や地球地盤などの専門用語が飛び交いますが、全ての言葉を理解できなくても問題なく楽しめました。
色んな専門用語がセリフで出た後に「ということは…」と誰でも分かるような言葉で自然に役者が話してくれます。
また、ナレーション(ホラン千秋さん)が物語を分かりやすく要約してくれるので安心です。
専門的な政治について疎い私でも、物語展開に余裕で追っていけました。
環境問題について考えるきっかけになった
私が感じた『日本沈没-希望のひと-』のメッセージは、環境問題の深刻化への警告です。
特に化石燃料の枯渇と地球温暖化の2点。
本作では石油などの化石燃料に代わる新たなエネルギー資源を無理やり獲得しようとした結果が招いた悲劇です。
そして温暖な気候になったからこその悲劇も物語後半に待っています。
私たちが、いかに環境問題に対して向き合えていないかを感じさせてくれます。
現在ではSDGsという世界目標も誕生し、より一層の環境問題の対策を考えられました。

※難しいカタカナ英語・専門用語ゼロで解説中。
あらすじ【日本沈没-希望のひと-:感想】

私なりに簡単・簡潔にあらすじを紹介します。
総理が推進した「新しいエネルギー資源の採取施設COMS<コムス>」が原因で発展してく様々な日本の危機。
そして、その危機に立ち向かっていく日本未来推進会議のメンバーである環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)たち。
どうすれば日本の危機を国民に信じてもらえるか。
どうすれば多くの日本人を救えるか。
こういった多くの高い壁に挑む人間ドラマが見られる社会派ドラマです。
かーんたんに言うと、こんな感じでドラマは始まります。
原作はコチラ
ココが残念だった【日本沈没-希望のひと-:感想】

TBSドラマ日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』の「ココが残念だった!」と感じた点は以下の4つ。
- 少しCG感が強め
- 政府の動きがメイン
- 演技感強めの日曜劇場
- たくさんの疑問を感じてしまった
1つずつ見ていきましょう。
少しCG感が強め
地球が沈む様子などが「すっごいCGだね」と思ってしまうくらいのCG感を感じる映像でした。
もちろん難しい映像編集なので難しいとは思いますが、映画のような「現実かCGか見分けがつかない」のような期待はしないほうが良いです。
政府の動きがメイン
日本沈没が始まってどう生き残るか、というサバイバル的な作品ではないので注意です。
政府側の葛藤やもがきからどうやって多くの日本人を救うかを描いた作品です。
よって、政治の動きがメインの作品なので「政治系は退屈」と感じる方もいるかもしれません。
演技感強めの日曜劇場
かなり演技が大きめです。
私は演技について語れるほど詳しい人間ではないですが、そんな私でも「これは自然で現実的な演技じゃないな」と少し感じてしまいました。
とはいっても半沢直樹ほど大袈裟ではないので安心してください。
たくさんの疑問を感じてしまった
『日本沈没-希望のひと-』を最後まで見て、私は以下の事を引っかかってしまいました。
- 人間以外の動物などの避難はどうしたの?
- 避難先の人間の様子は?
- 病院・刑務所の人たちはちゃんと避難できたの?
- あんな壊滅的状態で電話通じるの?
- なんでそこだけ停電しないの? など
理屈っぽい思考の私は、こういった細かい設定も気になってしまいました。
私はペットを飼っているので、現実的には難しいハードルをすっ飛ばしてストーリーが展開していました。
もっと鈍感に視聴できれば、もっと気楽に楽しめたのになと思いました。
ココが良かった!【日本沈没-希望のひと-:感想】

『日本沈没-希望のひと-』を最後まで見て良かった点は以下の3つです。
- 散りばめられた環境問題対策
- 主役級の演者が豪華勢ぞろい
- 主題歌が心を締め付ける切なさと力強さ
散りばめられた環境問題対策
『日本沈没-希望のひと-』には要所要所で、環境問題に対するメッセージが散りばめられていました。
例えば、以下のようなシーン。
- 小栗旬と松山ケンイチが使うマイボトル
→ペットボトルゴミ削減 - 小栗旬の海保全活動(スキューバダイビング)でゴミに絡まったカメを保護
→ポイ捨て/ゴミ問題の注意喚起 など
こういった小さなメッセージが素晴らしいですし、これを見て「私もマイボトルにしよう」と1人でも多くの人が思い立てば良いなと思いました。

※数量限定デザインがあるのでお急ぎください。
主役級の演者が豪華勢ぞろい
恐ろしいほどの豪華メンバーでした。
登場人物の半分以上が他の作品で主役を演じるような実力ある俳優さんでビックリでした。
豪華な役者さん達だからこそ作り出せる重々しい雰囲気や説得力のある演技が実現できていたと思います。
小栗旬さんの涙には、もれなく私も涙しました。
主題歌の心を締め付ける切なさと力強さ
主題歌が抜群に相性バッチリでした。
主題歌は「ラストシーン/菅田将暉」で、歌詞もメロディーもドラマの世界観に合った切なさと力強さを表現されていました。
「曲が好きだから、ドラマも見てみようかな」という方がいてもおかしくないほど、グッとくる主題歌でした。
印象に残ったシーン・セリフ【日本沈没-希望のひと-:感想】
ネタバレ最小限にして紹介します。
最終回の小栗旬と娘のお別れシーン。
生きるために多くの人が分断されていく様子を描いたシーンの中のこのシーンが一番印象に残りました。
とにかく「寂しさ」を爆発させているシーンで小栗旬役の立場で感情移入すると号泣してしまいます。
しかも娘役の子役さんの演技がめちゃくちゃ上手いんです!あの演技はズルいとしか言えないです。
ぜひ、全話見てからの最終回のこのシーンを見てもらいたいです。
子を持つ方なら、涙を拭くものを用意しておくことをオススメします。
こんな人に観てほしい!【日本沈没-希望のひと-:感想】
『日本沈没-希望のひと-』をぜひ見てほしい方は以下のような方です。
- 「SDGsって何?」という方
- 「地球温暖化って何?」という方
- 環境問題・SDGsに興味がある方
- 壮大なストーリー展開が観たい方
- シリアスで暗めの物語が観たい方
環境問題について考えさせられるテーマを扱っているので、いま話題になっているSDGsについて知るきっかけになると思います。
この作品を観て「もしかして環境問題って他人事じゃない?」と1人でも多く感じてもらえたら良いなと思います。私が作った作品ではないですが。
また、シンプルにドラマとしても十分楽しめるので「先の展開が全く読めない物語」を観たい方には超オススメです。
ずっとハラハラドキドキしたい方に『日本沈没-希望のひと-』は最適です。
見逃し配信・全編を視聴する方法【日本沈没-希望のひと-:感想】

『日本沈没-希望のひと-』を視聴できる方法は、以下の記事で余すことなく紹介しています。

※全編フル視聴できる方法を全て紹介中。
動画配信サービスでは、取り扱っているところが少ないのでDVD/Blu-rayで購入するのが確実でオススメです。メイキング映像も見られるので。
まとめ:環境問題に知るきっかけに最適です【感想:日本沈没-希望のひと-】

- 豪華すぎる役者陣
- 日本を好きになる時間に
- 環境問題・SDGsを知るきっかけに
- 困難に立ち向かう人間ドラマに感動
ぜひ多くの人に観ていただいて、何かを感じ取ってくれたら嬉しいです。
私が作った作品ではないですが。