- 電動歯ブラシを始めたいけど、毎月かかるお金が高そう。
- 長期的に続けたいからランニングコストが安いのを選びたい。
確かに、歯ブラシに毎月1,000円とか払うとなると出費がかさんで、継続できなくなったらせっかく買った本体がモッタイナイですし。
ですが、安心してください。大丈夫です!
本記事を読んでいただければ、電動歯ブラシのランニングコストが安い製品を見つけることができます。
ということで本記事では…
『電動歯ブラシの替えブラシの長期的コスパ最強ランキング』を解説していきます。
本記事で比較したのは、以下の7社。
- フィリップス(ソニックケアー)
- ブラウン(オーラルB)
- エペイオス
- オムロン
- デンタリー(電動歯ブラシサブスク)
- ガレイド(電動歯ブラシサブスク)
- リリー(電動歯ブラシサブスク)
きっとアナタも聞いたことがあるメーカーや、知らないメーカーもあると思いますが、各メーカーの電動歯ブラシの評価も私なりに解説していきますので、ご安心を。
【ランニングコスト】電動歯ブラシの替えブラシコスパランキング
電動歯ブラシのランニングコストとは「替えブラシの価格」のこと。
ということで早速ですが…
各メーカーの電動歯ブラシの『替えブラシの1か月あたりの価格』を表にしてランキング発表です!
電動歯ブラシメーカー | ランニングコスト |
---|---|
【1位】エペイオス OKare! ET003 専用替えブラシセット 8本入り:税込5,250円 | 交換サイクル:3か月 1ヶ月あたり:約219円 ※2024/8/17に公式サイト参照 |
【2位】オムロン HT-B322-SL 歯垢除去ブラシ 6本入り:税込4,158円 | 交換サイクル:明記ナシ 3ヶ月交換だと仮定すると 1ヶ月あたり:約231円 ※2024/8/17に公式サイト参照 |
【3位】フィリップス ソニックケアー全機種共通 スタンダードな替えブラシ 5本入り:税込4,081円 | 交換サイクル:3か月 1ヶ月あたり:272円 ※2024/7/29にAmazon参照 |
【4位】デンタリー 電動歯ブラシのサブスク 年4回:替えブラシ3本ずつ届く >公式サイト | 交換サイクル:1か月 プラン①:月額330円 プラン②:月額418円 ※2024/8/17時点の価格 |
【5位】ガレイド 電動歯ブラシのサブスク 年3回:替えブラシ4本ずつ届く >公式サイト | 交換サイクル:1か月 プラン①:月額350円 プラン②:月額400円 ※2024/8/17時点の価格 |
【6位】ブラウン オーラルB iOシリーズ アルティメイトクリーン 12本入り:税込14,916円 | 交換サイクル:3か月 1ヶ月あたり:約414円 ※2024/8/17に公式サイト参照 |
【7位】リリー 電動歯ブラシのサブスク 毎月:替えブラシ1本ずつ届く >公式サイト | 交換サイクル:1か月 初年度:月額2,480円 初年度以降:月額800円 ※2024/8/17時点の価格 |
『ガレイド・デンタリー・リリー』の3社は、電動歯ブラシサブスクです。
電動歯ブラシのサブスクって聞き馴染ないですよね。
サブスクに加入すると、替えブラシを定期的に自宅に届けてくれるので、替えブラシを買い足す面倒をゼロにできたり、本体をタダでくれる特典があったり。
ここからはランキング順に、各製品・サービスの「ランニングコスト以外の推しポイント」も解説していきます。
1位:ランニングコストが最!最!最優先ならオススメ
あなたがとにかく「ブラッシング効果よりもランニングコストが安い方が大事なんだ!」と考えているなら、このランキングどおり『エペイオス』がオススメ。
替えブラシが、ベーシックな形と硬さの「1種類しかない」ので、歯の悩みが深刻な方は物足りなさや痛みを感じる可能性があります。
一方で、フィリップスやブラウンよりは知名度が低いメーカーですが、電動歯ブラシの実力も確かです。
「家電批評」という情報誌で、2年連続で『ベストバイ一位受賞』している人気商品で、見た目の可愛さはランキング断トツでトップ。
贈り物としてもGOOD!
替えブラシは通販以外では買えませんが、ランニングコストは本記事紹介では最安値です。

2位:電動歯ブラシのお試しデビューがしやすい
本記事【2位】のオムロンは、電動歯ブラシ本体の価格幅が広いのが特徴です。
安いもので本体3,000円で買える本体もあるので、電動歯ブラシを使ったことが無いアナタが「痛くないか、振動がイヤじゃないか」を確認する際に最適。
また、高級モデルを選べば、ブラッシング効果も壊れにくさも向上するので、お試しに使いたい方も長期的に使いたい方までオススメ。
ただ替えブラシの型が複数あるので、本体に適合しない替えブラシを買わないように注意が必要です。
ドラックストアでも替えブラシが手に入りやすいのが、ネットが得意じゃない高齢の方にも超オススメ!


3位:メーカー信頼度×コスパ良=10年以上最強
私も10年以上愛用している電動歯ブラシ。ブラウンと並ぶ『電動歯ブラシ最大手』。
替えブラシはドラッグストアでは手に入りにくく、主に家電量販店やネットでの購入となりますが、かなりランニングコストが安い!
フィリップスの電動歯ブラシ全機種が、販売されている全種類の替えブラシと互換性があるので、安い本体で高級替えブラシを使うことも可能です。
替えブラシの種類は、買う時に悩んでしまう程に多いですが、人それぞれの歯の悩みに選べるのが嬉しいんですよね。
コスパも大事だけど、知らないメーカーの商品を使い続けるのが不安なら『フィリップス:ソニックケアー』がオススメです!

4-5位:初期費用が気になる方はサブスクがアリ
4位と5位の『デンタリー・ガレイド』は電動歯ブラシのサブスク。
月額で契約するサービスなので、解約する時に色々と面倒なこともあるのが難点。
ブラッシング効果も、可もなく不可もないそこそこの性能なので、歯の悩みが深刻じゃない方には最適ですが、深刻な方には満足しにくいでしょう。
しかし、サブスクらしい嬉しい特典もあります。
この2社は、本体タダで使い始められるプランも用意されているので、ランニングコストだけじゃなく初期費用が気になる方にオススメです。
6位:ドラッグストアで替えブラシが買える最大手
ブラウンは有名なメーカーですよね。髭剃りとかも大手。
大手フィリップスと大きく違う点は、3点。
- フィリップス音波式/ブラウン回転式
- ブラウンの方がランニングコストは高め
- ブラウンはドラッグストアで本体と替えブラシが買える
回転式は手磨きで慣れている方には磨きにくく感じ、磨けている実感も感じにくいので習慣化が難しいです。
ランニングコストも安くは無いですが、ドラッグストアで手軽に替えブラシが買えるので「今使っているブラシを手を滑らせてゴミ箱に落としちゃった」という緊急時でも、その日のうちに予備をゲットしやすいです。
大手メーカーという信頼感は絶大ですので、ネット通販が苦手なご高齢の方にもオススメできます!

7位:ズボラさんや超多忙さんの救世主
本記事の最下位となってしまった電動歯ブラシのサブスク『リリー』ですが、本体代金を分割しているだけのサービスなので、ランニングコストは高いです。
本体代金を払い終わった初年度以降も、本記事で圧倒的にランニングコストが高価。
替えブラシの種類も沢山の中から選べないので、歯の悩みが深刻な方には不向きです。
ただ、本体は33,000円の電動歯ブラシなので、先ほど紹介したサブスク『デンタリー・ガレイド』と比べると圧倒的なブラッシング効果が期待できます。
私なら、リリーの高い初期費用とランニングコストを支払うより、本体も替えブラシもリリーより安いフィリップスやブラウンの方が使いたいですね。
ランニングコスト削減より治療回数を減らす方が賢明
と、ここまで各製品の電動歯ブラシのランニングコストのランキングを紹介していきましたが、私思うんです。
「ランニングコスパが少し高くても、歯科治療を確実に減らす方が結果的にコスパが良い」と。
たしかに『虫歯治療・歯石除去・クリーニング』くらい軽い治療なら、そんなに治療費は高くなりません。
ですが『ホワイトニング・抜歯・インプラント』となると、治療費の桁が1~4つも変わってきます。
変わるのは治療費だけじゃないです。術後の痛みも桁違い。(治療中は麻酔ですけど)
なので、ランニングコストを気にするのは大事な事ですが「治療を回避できるブラッシング効果が高い電動歯ブラシを選ぶ」という点もコスパ以上に重要視すべきです。
大人の歯は一生ものです。一度下がってしまった歯茎は上がってきません。
ブラッシング効果がイマイチ・磨き残しが多くなってしまう電動歯ブラシをコスパが良いからと使い、苦い思いを2つ(治療費・痛み)経験しないようにしてくださいね。
【ランニングコスト】電動歯ブラシの替えブラシコスパ最強ランキング
- ランニングコストだけで選ぶなら『エペイオス』
- ランニングコストと磨き効果を両立『フィリップス』
- ランニングコストよりも治療しない健康な歯を目指せ
本記事で比較した商品は、あくまでも【メーカー内でスタンダードな製品】を参考しています。
なので、同メーカーでも幅広い価格で商品展開されているので、気になった製品に関してはあなた自身で調べてみてくださいね。
電動歯ブラシって、案外ランニングコスト高くないですよね。毎月500円もしないで始められちゃう。
ぜひ、あなたも本記事を参考にしながら電動歯ブラシデビューしてみてください!
アナタの歯の健康は、刻一刻と変化していきますから。