- フィリップスのソニックケアー本体の種類が多すぎて迷っている。
- 価格差も広いけど、やっぱり「安かろう悪かろう」なの?
と悩んでいる方へ。
12年以上ソニックケケアーを愛用している私が「本体選びの結論」をお伝えします。
『歯の悩みが深刻じゃない限り、結局1つの磨きモードだけを使いがちになるので安い機種で十分。ソニックケケアーで重要なのは本体選びより、替えブラシ選びです』
なぜ私がこの結論に至ったのか。
本記事では私の体験談を交えながら「ソニックケアーの本体選びで重要な考え方・あなたにとって最適な本体の選び方」について解説していきます。
歯磨きは毎日やること。誰だって面倒な作業。
だからこそ、いちいち磨きモードを切り替えながら磨くこと…なんてことを毎回やってられないんです。
磨きモードが多くたって、テンションが上がるのは最初の一週間だけよ。まじで。
ソニックケケアーはどれがいい?安かろう悪くない

虫歯になりやすい・歯茎が弱い・口臭を改善したい…など、悩みが明確にある方は、本記事の後半で「あなたの長年の悩みを狙い撃ちできる!本体の選び方」を紹介していますので参考にしてみてください。
一方で。
深刻な口内・歯に悩みが無いアナタ。家族や同居人も大きな悩みを抱えていない。
そんな方は『あなたの予算に合わせて本体を買っちゃってOK!エントリーモデルでも全然OK!』です。
こう断言できる理由は3点。
1つずつサクッと解説しますね。
磨きモードが多くたって仕方ない
本記事の冒頭でも少し書きましたが、歯磨きは毎日の事。しかも面倒事。
そんな作業を毎回「前歯はホワイトニングモードだ!奥歯はパワー強だ!」とモード切替しながら磨ける人って、完璧主義な方や歯に悩みがある方だけです。
なので、多くの方は結局『クリーンモード(標準モード)』で磨いちゃうんです。
私が使っているソニックケアー9000シリーズには5つの磨きモードがありますが、12年間ずっとずっとクリーンモードしか使っていません。※私は大きな歯の悩みは無し
また、ブラッシング強さは、自分の磨き加減である程度調節できるので、「強さ設定」できる機種もそこまで恩恵はないです。
安いモデルでも磨き効果は高級モデル
フィリップスは電動歯ブラシ大手メーカーです。長い歴史と実績があります。
そんな会社が、安いモデルを粗悪品にするわけがないです。
安かろう悪かろうではなく「安かろう…ん?全然悪くない!むしろコスパ最強!」なんです。
安いモデルは磨きモードなどが少ない代わりに、標準の磨きモードでは高級モデルと同等の磨き心地を提供してくれています。
安いモデルが壊れたら、次に高級モデルを手に取ってもらうための企業努力です。
なのでソニックケアーは、安いとすぐ壊れるわけじゃないので安心して。
本体ではなく替えブラシ次第で磨き効果が激変する
フィリップスの電動歯ブラシが一番凄い所は、本体性能ではありません。
『ソニッケアーの替えブラシが、フィリップスソニッケアーの全ての充電式&電動歯ブラシに対応している』ということ。
ん?よく分からない?つまり…
安いモデルも高級モデルも10年以上前に発売したモデルも、いま販売されている最新のソニックケアー替えブラシと互換性があるんです。
なんという技術力。
替えブラシは種類が多いので、本体の磨きモードが少ない安価モデルでも「アナタの歯の悩みを狙い撃ちしてくれる替えブラシを選ぶ」ことで悩みを解消してくれます。
なので、ソニックケアーの本体はぶっちゃけ何でもいいんです。
ですが、もしあなたが歯医者さんに頻繁に通う『歯の悩みが多い・深刻な人』なら、本体選びも慎重になるべきです。
ということで、次の章から「ソニックケアー本体の選び方」を解説していきますよ。


ソニックケケアーはどれがいい?アナタの悩み編

ソニックケアーは価格が上がるほど、磨けるモードや搭載されている機能が比例して増えていきます。
なので、悩みが多い&深刻なら『最上位モデル:9900 プレステージ』を選んでおけば間違いなし!最強で万能!
ですが、最上位モデルは価格が高い。初期費用が痛い。
さらに、多くの方はきっと「歯の悩みは1~2個」でしょう。
なので、悩みに適したモデルを選んで、財布に優しくソニックケアーを始めることをオススメします。
言わずもがな、虫歯予防は全モデル対応なので深くは解説しませんよ~
歯や歯茎が敏感で弱い・歯茎下がりが怖い
強い刺激のブラッシングは痛くて仕方ない!歯茎から血が出やすい!という方は、以下のモデルがオススメ。
これらには優しく磨ける『センシティブモード』または『強/中/弱の強さ設定』が可能です。
さらに『過圧防止センサー』というブラシを強く押し当てる「もっと優しく当てて」とお知らせしてくれる機能が搭載しているので、電動歯ブラシデビューした方でも歯や歯茎へのダメージを回避しやすくなっています。
また、替えブラシの選び方も重要。
- 替えブラシ『センシティブ』
- 毛先が柔らかいタイプ
ブラシ購入時は毛先の固さも注意することで、痛みを確実に回避しながらしっかり磨くことができます。

歯並びが悪い・矯正中
磨き残しなくしっかり細かく磨きたい!という方は、本体は何でもOK。
理由は、そんなアナタに重要なのは『替えブラシの選び方』だからです。
ソニックケアーで細かく磨きたいなら、以下の替えブラシを選びましょう。
- 各種ブラシのコンパクトサイズ
これはスタンダードサイズの一回り小型なので、磨きにくい場所も狙いやすいですし、矯正中の箇所もしっかりじっくり磨きやすいです。

口臭が気になる
人と至近距離で話すのが怖い、匂いが強い食べ物が大好きだ!という方は、以下のモデルがオススメ。
以上の2つには『舌磨きモード』があるので、毎晩自分の口臭に頭を抱えているなら買う価値あり。
ただし、替えブラシの1つに『舌磨き』というものがあるので、舌磨きモードがないモデルでも舌磨きが可能です。
口臭コンプレックスでコロナが明けているのに、未だマスクが手放せない方は是非。

絶対に白い歯を保ちたい!
ホワイトニングした白い歯を保ちたい!何度もホワイトニング通院するのはダルイ!という方は、本体は何でもOK!
むしろ、替えブラシをしっかり選びましょう。
- プレミアムオールインワン
- プレミアムホワイト
- ホワイトプラス
以上の3つからブラシを選べば、どんな本体でもホワイトニング効果は期待できます。
ただ私の経験上、ソニックケアーのホワイトニング効果は『黄色い歯を白くするものではなく、白さを維持する』という程度のモノ。
白い歯が欲しいからソニックケアーを買う、という方は期待し過ぎないようにしてくださいね。
すでにべったり付着した茶渋やステインは、ゴリゴリ落ちないし、薄くなりにくいです。


出張が多い・持ち運びたい
常に転々と移動している、自宅に帰る機会が少ないという方は、以下のモデルがオススメ。
以上の3点には『収納しておくだけで本体充電ができちゃうトラベルケース』が付属しています。
スマホで言えば、トラベルケースがモバイルバッテリーのような役割。
ですが、どのモデルも共通して『フル充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合、2週間は使える』というバッテリー持続力です。
なので、同じベッドで寝られないほどあちこち飛び回っている!旅行大好き!という方で無ければ、他のモデルを買ってフル充電後に細長いポーチに入れて持ち歩けば数日は余裕ですよ。
複数人で使うなら、本体の付属品として『プレミアム替えブラシ3本・舌磨き用ブラシ1本』と付属が盛り盛りの『ダイアモンドクリーンスマート』がオススメ!
初期費用の替えブラシ分が、グッと抑えられます↓↓

ソニックケケアーはどれがいい?家族で使う編

もし、あなたが家族や同居人と本体1つを共有するなら、まずは「みんなと話し合って」ください。
虫歯になりやすい、白い歯を保ちたい…人それぞれ『歯の悩み』は違いますから。
そして、歯の悩みが多い・深刻な方に合わせて本体を決定しましょうね。
歯ぐきから血が出るような人に『センシティブモード』がない本体を選ぶのは、「あなたはソニックケアーを使わないでね」と仲間外れにしているようなものなので。
複数人で本体を共有するなら、割り勘など提案すれば1人当たりの価格は減らせるので『最上位モデル:9900 プレステージ』にも手が届きやすいはず。
最上位モデル(9000番台が付く機種)なら、ソニックケアーの全モードが搭載されている万能モデルなので、複数人で使うなら最強ですよ。
余談ですが、本体の付属品として『プレミアム替えブラシ3本・舌磨き用ブラシ1本』と、付属が盛り盛りの『ダイアモンドクリーンスマート』がオススメ!
初期費用の替えブラシ分が、グッと抑えられますよ↓↓

まとめ:ソニックケケアーはどれがいい?家族で使うなら?

- 歯の悩みが深刻でなければ、安い本体でもOK!
- 安いモデルでも替えブラシが全種使えるのが最強
- 歯の悩みが明確なら、適した機能が搭載した本体を!
- 高級モデルは性能フル装備なので家族で使うと威力絶大
ソニックケアーの安い本体でも、搭載している機能が少ないだけで磨き効果は申し分ないです。
これが消費者ファーストの企業努力です。
なので「安いのは壊れやすくて磨けないのかな」と不安にならず、あなたの予算に合ったソニックケアーを買うのが私のオススメです。
家族などで複数人使用する際も、モードが多い機種を選べば全員の悩みに寄り添ってくれるのでソニックケアーはかなりオススメですよ!