歯科医院へ行く理由は検診&クリーニングばかり
要因は、ソニックケアーの力だと信じている
電動歯ブラシを使ってみたい!フィリップスのソニックケアーが気になっている!でも値段が結構するから、買うか迷っている。という方へ。
今回は『12年前のソニックケアーを現役で愛用している私がソニックケアーのレビュー』をしていきます。
レビューの結論から申しますと『1日に1回の歯磨きなのに虫歯治療の回数は激減。12年以上一度も買い替えていない本体の丈夫さがヤバい』です。
※個人の感想です
高頻度で歯の治療を受けていて「もうあの高音で迫ってくるドリル治療は受けたくない!」と感じているなら、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※私が使っているソニックケアーは『HX9340』という9000シリーズの古ーーい機種。
フィリップス『ソニックケアー』とは?
フィリップスのソニックケアーについて、まだ詳しくない方へ。
メリット・デメリットを紹介する前に「どんな電動歯ブラシなのか」をザクッと紹介しておきます。
もう知っているよ!早くデメリット教えろよ!という方は、スクロールお願いしますね。
- 日本の歯科医・歯科衛生士の使用率NO.1
- 約30年にわたる研究と開発によって進化し続けるブランド
- 毎分約31,000ストロークの高速振動の音波テクノロジー
- ソニッケアーは軽くあてて磨くだけ
- 手磨きの約50%のブラシ圧なので、やさしく磨ける
- 最短の約2分間の使用だけでもしっかり磨ける
- 全機種で10種類以上展開されている全ての替えブラシが適合する
- キッズ用のソニックケアーも販売中
- 価格が高い機種になると「磨けるモード・振動強弱の変更」が可能に
- 替えブラシの交換時期:3か月ごと
- 口臭ケア用の替えブラシもある
歴史が長く進化が止まらない「実績がある製品」なので、もっと伝えたい特徴はあるんですが、記事が長くなってしまうのでここまでにしておきますね。
詳しい商品紹介は公式サイトにお任せします。
>>フィリップス公式サイトで『ソニックケアー』をもっと詳しく製品確認する
フィリップス『ソニックケアー』デメリット6点
早速ですが、『フィリップス:ソニックケアー』を10年以上使っていて感じたデメリットを忖度なく紹介していきます。
- 洗面所の置き場をそこそこ占領
- 劇的なホワイトニング効果はない
- 念入りに磨くと本体を持つ手が痛い
- 振動に慣れるまでの使い始めが大変
- 替えブラシの買い足しがちょっと面倒
- 多種ある替えブラシをお試し購入ができない
1つずつ説明していきますね!
洗面所の置き場をそこそこ占領
洗面所は散らかりやすいですよね。スキンケアグッズやら、ドライヤーの電源コードやら。
そんな洗面所のソニックケアーが到来すると、洗面所の整理整頓は必須です。
- 人数分の替えブラシ置き場の確保
- 本体の充電スタンドの設置場所の確保
- 充電スタンドとコンセントのルート確保
以上の3点を確保するには、そこそこスペースが必要なんです。
洗面所に充電スタンドを設置しなくても良いとは思いますが、電動歯ブラシを習慣づけるためには、あなたの生活動線にソニックケアーを設置すべきです。
劇的なホワイトニング効果はない
毎日コーヒー2杯を飲んでいて、茶渋(ステイン)に年中悩んでいる私が断言します。
ソニックケケアーだけでは、ホワイトニング効果・茶渋除去は難しいです。
すでにべったりついてしまったステインは、諦めて歯科医院でクリーニングしてもらうしかありません。
ですが、ソニックケアーは茶渋や着色汚れの予防には少しだけ効果があると感じています。
なのでソニックケアーには「予防」という意味でのホワイトニング効果を期待してください。
余談ですが、あなたの着色汚れや茶渋などは「唾液成分・歯磨き習慣・食生活」が大きく影響する話です。
なので、ソニックケアーで白い歯を保てるかは、あなたが実際に数か月間使ってみなければわからないことなので、効果があればラッキーと思いましょうね。
念入りに磨くと本体を持つ手が痛い
ソニックケアーはブラシを歯に強く押し当ててしまうと歯や歯茎にダメージになってしまいます。
よって、多くの方が本体を持つ手に力が入りにくい「鉛筆握り」でのブラッシングをすることになります。
この鉛筆握りで、そこそこ重量のある本体を10分以上持ち続けるのはキツイです。
学生時代に卓球ラケットをペン持ちして県大会を戦っていた私でも、持つ手が痛くなってきます。
短時間でザザッと磨く分には問題ないですが「奥歯の内側をしっかり磨いておきたいな」と丁寧に磨きたい箇所もあるじゃないですか。
そういった念入りに磨きたい箇所が多いと、手の疲労も大きくなってしまいます。
本体の重量は機種ごとにビミョーに異なりますが、重すぎるというわけではありません。少なくとも「アナタのスマホよりは軽い」のでご安心を。
振動に慣れるまでの使い始めが大変
電動歯ブラシを今まで使ってこなかった人には、これが最初の難関となるでしょう。
- 力加減が分からない
- 磨けている気がしない
- ブラシの振動がくすぐったい
- 振動が頭に響いてしまって気分が悪い
他の製品に比べてソニックケケアーは振動数が多いので、以上のようなことを最初は思うはず。
以上の4点は「ブラシ先を歯に沿える程度に当てるだけでしっかり磨けている」という理屈を、体感して慣れるまでが少し大変です。
一度慣れてしまえば、むしろ振動が気持ちいいですし、撫でる程度のブラッシングだけで「おっすげぇ」と毎回感動するほど歯をツルツルにできるアイテムなんですけどね。
替えブラシの買い足しがちょっと面倒
ソニックケアーの替えブラシはドラッグストアに取り扱いが少なく、主に家電量販店で取り扱っています。
なので「ドラッグストアで日用品を買うついでに替えブラシも買っておこう」ということが難しいです。
お住いのお近くに家電量販店が少ないご高齢の方は、少し注意が必要です。
まぁ、今どきはAmazonや楽天などの通販で買っちゃえば、何の苦労もないんですがね。
多種ある替えブラシをお試し購入ができない
電動歯ブラシを使う際に気になるのは、やっぱりランニングコスト(替えブラシの長期的コスパ)ですよね。
ソニックケアーの替えブラシの寿命は、1本あたり3か月間です。
そんな長寿命な替えブラシは買い替え頻度が減ってラクなのですが、デメリットも潜んでいます。
そのデメリットとは『1本売りがほぼ無く、替えブラシの価格が高いのでお試し購入がしにくい』という点。
2本セットなら6か月分の値段が。3本セットなら9か月分の値段がかかります。
ソニックケアーの替えブラシの種類は異常に多いです。
他社と比べるまでもなく、種類が多くて価格帯も様々。
なので、自分の歯の状態や悩みに適した替えブラシを見つけるまでが少し大変です。
フィリップス『ソニックケアー』メリット7点
続いては『フィリップス:ソニックケアー』を10年以上使っていて感じたメリットを紹介していきます。
- 充電し忘れが一度もない
- 10年以上も本体に異状なし
- 磨きたい場所を狙って磨きやすい
- 替えブラシのコスパはかなり良い
- 古い本体でも最新の替えブラシが使える
- 自分の歯の悩みに適したブラシが絶対に見つかる
- 余談:私の場合は虫歯治療の回数が減りました
充電し忘れが一度もない
本体を充電スタンドにちゃんと置く習慣が付けば、充電忘れはほぼ無いです。
スタンドのコンセントが抜けていたとしても、本体のバッテリー持ちも良いので、数日充電していなくても問題なし。
電動歯ブラシを使っていて、一番面倒なのは充電の手間です。
USBと電源を繋げて充電するタイプも他社製品にはありますが、スタンドに置くだけで充電できるのは言わずもがなラク!充電ストレスゼロ!
10年以上も本体に異状なし
私が使っているソニックケアーは2013年くらいに発売した9000シリーズ。
私の使い方が良かったのか、2024年になった今でも現役です。
これだけ頑張ってくれたので、そろそろ不具合が起きてもおかしくないので覚悟しているんですが、なかなか壊れない。かなり丈夫です!
私が使っている本体が壊れない理由を少し考察しておきます。
- 浴室内で使ったことがない
- 一度も充電0%のまま放置しなかった
- 本体を落下させたことは多分一回も無い
これからソニックケアーを使う方は、ぜひ以上の3点を意識して使うと、本体が長生きしてくれるかもしれませんよ!
磨きたい場所を狙って磨きやすい
ソニックケアーのブラシ形状は、一般的な歯ブラシの形状です。
なので、今までの手磨きの磨き方と大きな違いはないので、磨き残しや磨きにくさは感じません。
他社には回転式ブラシの電動歯ブラシがありますが、回転式だと使う人の歯の形や歯並びによってブラッシング効果が変わってしまうんですよね。
ですが、ソニックケアーはその心配は無用。
どんな歯並びでも、どんなに磨きにくい奥歯側面も、磨き残しは少ないでしょう。
出っ歯の私も大満足!
替えブラシのコスパはかなり良い
ソニックケアーを気になっているアナタは、きっと替えブラシの価格も確認したことでしょう。
替えブラシの値段、めっちゃ高いっすよね?
ですが、冷静になって「1ヶ月あたりの値段」を計算してみると以下の通り。
フィリップス スタンダードな替えブラシ 5本入り:税込4,081円 | 1本の寿命:3か月 1ヶ月あたり:272円 ※2024/7/29にAmazon参照 |
1ヶ月で300円以下。ビックリするくらい安くないですか?
もちろん、替えブラシは色んな種類があって価格もピンキリなので一概には言えませんが、それでも続けるのが苦じゃない出費に感じますよね。
「5本入り=3か月寿命×5本=15か月分のブラシ」なので、結果的に長期的なコスパが良いんです。
古い本体でも最新の替えブラシが使える
私が今使っている10年以上前に発売されたソニックケアーですが、最新の替えブラシが適合するんです。
これがフィリップスの最強の長所。
フィリップス製の電動歯ブラシなら、どんな価格帯のモノでも、どんなに古い機種でも、全種類の最新替えブラシが使えるんです。
なので「この機種に適合する替えブラシは生産終了しまーす」という企業側の都合に振り回されないんです。
このフィリップスの姿勢こそ、消費者ファーストで清々しいんですよ!
自分の歯の悩みに適したブラシが絶対に見つかる
虫歯のなりやすさ、黄ばみやすさ、歯茎の強さ、人それぞれ。
歯並びや口の大きさも、人それぞれ。
そんな「人それぞれの歯の環境や悩みに適した替えブラシが見つけやすい」のがフィリップスの強み。
多すぎるほどの替えブラシの種類に頭を悩ませることもありますが。嬉しい悩み。
- 歯茎が弱いなら:柔らかいブラシ
- ステイン防止なら:ステイン除去特化
- 口が小さい/矯正中なら:小型なブラシ
- 奥歯を磨きたいなら:高さがないブラシ
- 口臭が気になるなら:舌磨き用のブラシ など
特に悩みがないなら「オールインワン」や「スタンダード」という表記のモノでOK。
「1~3種類の替えブラシからお好みを選んで…」というメーカーが不親切に感じてしまう程、フィリップスのブラシ種類は凄いです。
私の場合は虫歯治療の回数が減りました
私の「ソニックケアーを使う生活」はこんなカンジ。
- 朝起きたらマウスウォッシュだけ
- 寝る前だけソニックケアーで歯磨き
- 磨く時は、フッ素入り歯磨き粉を使用
- 一週間に1回:歯間ブラシの使用
- 毎年一回は歯科医院で検診&クリーニング
これを10年以上続けている私は、ソニックケアーを使う前に比べて「歯の治療回数が減った気がします」。
「…気がします」と自信なさげに言った理由は「歯の悩みも人それぞれ」だから。
10年前の食生活とは変わっていますし、私の遺伝的体質も影響している話なので「ソニックケアーを使えば、みんな虫歯ゼロやで!」とは言えません。
ただ私の体感では、歯の治療が少ない要因の1つに、ソニックケアー使用も考えられるからです。
『フィリップス:ソニックケアー』メリット・デメリットまとめ
少し長々と説明してしまったので、一旦「ソニックケアー」のメリット・デメリットを整理しますね。
デメリット
- 洗面所の置き場をそこそこ占領
- 劇的なホワイトニング効果はない
- 念入りに磨くと本体を持つ手が痛い
- 振動に慣れるまでの使い始めが大変
- 替えブラシの買い足しがちょっと面倒
- 多種ある替えブラシをお試し購入ができない
メリット
- 充電し忘れが一度もない
- 10年以上も本体に異状なし
- 磨きたい場所を狙って磨きやすい
- 替えブラシのコスパはかなり良い
- 古い本体でも最新の替えブラシが使える
- 自分の歯の悩みに適したブラシが絶対に見つかる
- 余談:私の場合は虫歯治療の回数が減りました
私が本記事を通して伝えたかったことは『致命的なデメリットはなく、コスパも磨き効果も申し分ない』ということです。
電動歯ブラシが初めての方でも、今使っている電動歯ブラシから乗り換えたい方も、ぜひソニックケアーを使ってみてください。
ここからは余談として『電動歯ブラシを使ったことがない方向け!手磨きを今すぐ卒業すべき電動歯ブラシのメリット』を紹介します。
※ソニックケアーだけの話ではなく、電動歯ブラシの良さを解説します↓
電動歯ブラシ全般のメリット
手磨きでは到達できない『電動歯ブラシだけのメリット』が3点あります!
①本体1つで家族・同居人の全員が使える
本体一つで複数人が使えます。替えブラシを一人1本用意すれば、使用する時に自分用の替えブラシを本体に付け替えるだけ。本体を何台も買わなくて良いのが財布に優しい。家族や同居人全員の歯の健康が保てます。
②磨き時間の時短
歯磨きの時間は手磨きよりも早く終えられます。それなのに手磨きよりの何倍もしっかり磨けます。面倒な毎日の歯磨きを時短できるので、忙しい朝も眠たい夜もサクッとデンタルケアが完了できます。
③歯磨き粉への出費が激減
どの電動歯ブラシも「歯磨き粉は基本不要。研磨剤(スクラブ)不使用なら使用可」となっているので、そもそも歯磨き粉を買う必要は無くなります。歯磨き粉を使うにしても電動歯ブラシは泡立ちが良いので、1回の使用量が少なく済んで長持ち。財布に優しいんです。
まとめ:ソニックケアーレビュー【ダイアモンドクリーン9000】
いかがでしたでしょうか。
少しでもソニックケアーの使用感を想像して頂けたなら幸いです。
私はもう手磨きには戻れません。
旅行先でアメニティの歯ブラシを使った時の「磨いても磨いてもいつまで経っても満足できない絶望感」を感じて以降、私はソニックケアーを必ず!絶対!に携帯しています。
正直、私はソニックケアーだけを使い続けているのでソニックケアー推しですが、どんな価格のモノであれ電動歯ブラシなら、手磨きよりしっかり磨けるはず。
ぜひ、この機会に電動歯ブラシの新世界へ飛び込んでみてください!
歯磨き時間が少しでも時短できれば、忙しい朝も「+5~10分」は睡眠時間が増やせるかも!