電動歯ブラシが欲しくて調べていたら
サブスクを知った。歯ブラシのサブスク?
普通に買うのと何が違うん?
サービスも多様化している現代で『電動歯ブラシのサブスク』というものも登場してきました。
要は、月額料金を払うだけで替えブラシを定期的に届けてくれるというもの。
ですが、普通に本体を買って替えブラシを定期的に買う従来の買い方と何が違うのか?ランニングコストが良いのか?
サブスクならではの”隠された”デメリットが無いのか、不安ですよね。
そこで今回は『電動歯ブラシのサブスクのデメリット・メリット』を解説していきます。
フィリップス『ソニックケアー』という電動歯ブラシを12年以上愛用している私が徹底解説していきますので、ぜひサブスクを検討しているアナタは参考にしてみて!
アナタが後悔しないように、サブスク利用が最適な人だけが加入できるように。
電動歯ブラシのサブスクにデメリット7点【要注意】

早速ですが、デメリット7つをザッと紹介!
- 家族などでシェアしずらい
- 替えブラシが買い足せない
- 解約手数料がかかる場合あり
- 解約した後の本体処分がダルすぎる
- 歯の悩みに特化したブラシが使えない
- 大手商品じゃない=サービス終了の可能性あり
- 大手メーカーと比べて替えブラシの値段が高い
電動歯ブラシサブスクには致命的なデメリットがあるので、アナタがサブスク加入した後にガッカリ肩を落とさないために、一つずつ解説していきますね。
家族などでシェアしずらい
電動歯ブラシといえば、本体一つあれば「本体先端の替えブラシを変えるだけで複数人と共有できる」という利点があります。
ですが、電動歯ブラシのサブスクはそうはいきません。
ほとんどの会社では『1契約で毎月替えブラシ1本お届け!』というパターンなんです。
つまり、おひとり様専用のサービスなんです。
いろんなサブスクの中には、毎月1本以上の替えブラシを注文できる場合もありますが、基本は1契約おひとり様分だけ。
電動ブラシの複数で共有するメリットを体験できないのは、何だかなぁと。
元々アナタ一人で使うつもりなら、サブスクはナイス選択ですけどね!
替えブラシが買い足せない
上記でお伝えした『1契約で毎月替えブラシ1本お届け!』というサービス内容に関するもう一つのデメリット。
それが、追加で替えブラシを注文しずらいという点。
つまり、予備が無いことが不便なんです!
電動ブラシで歯磨きをし終わって、洗面所で替えブラシを洗って置き場に置く時に、手を滑らせて替えブラシがゴミ箱に落ちてしまったとします。
ゴミ箱に入ってしまった替えブラシを洗ってまで使いたくなりますか?新品を使いたくなりますよね。
そんな不慮の事故が起きた時に、予備の替えブラシが無いと困っちゃうんですよね。
サブスクじゃない電動ブラシなら、替えブラシを1本だけ買うことはほぼ無いので、予備は当然あります。
解約手数料がかかる場合あり
月額サービスとか、サブスク契約とか、不安なことはやっぱりお金ですよね。余計にお金がかかることだけは避けたいですからね。
私が知っているかぎり、電動歯ブラシのサブスクのほとんどで、解約時に解約手数料がかかる場合があります。
解約手数料?なんじゃそれ。
入会から○ヵ月以内に解約した場合は、○○円の手数料がかかります。というのが解約手数料。
長くても継続16か月じゃないと手数料を取りますよ!というのもありますから注意。(ガレイド)
解約した後の本体処分がダルすぎる
ネットフリックスなどの他サブスクといえば、お試し感覚で加入後に即解約できるのが魅力ですよね。
ですが、電動歯ブラシのサブスクは解約後が面倒です。
何が面倒って『電動歯ブラシの本体を返送返品しなくていい』ということ。どのサブスクも、本体は返品不要です。
一見、返送の手間が省けて良さそうですが、ゴミが一つ増えるということに変わりありません。
しかも、電動歯ブラシはリチウム電池を使っているので、ゴミ箱にポイッと捨てられるものではなく、捨てる自治体の指示に従って正しく捨てる必要があります。
お試しのつもりで電動歯ブラシのサブスクに加入するのは危険です。
歯の悩みに特化したブラシが使えない
私が思う電動歯ブラシの最大のデメリットがコレ。
人それぞれ、歯の形や歯の悩みは違いますよね。
歯並びも違いますし、虫歯を予防したい人もいれば、歯周ポケットを狙い撃ちして歯周病を予防したい人もいたり。
ですが、電動歯ブラシサブスクの替えブラシは平均的で万人受けな形。
言い換えると、頭を抱えるほど悩んでいることを狙い撃ちして救ってくれないということなんです。
私が使っているフィリップス『ソニックケアー』は替えブラシが沢山あるので、自分の悩みに適したブラシを選べるので超安心。私の場合はホワイトニング特化。
電動歯ブラシサブスクの替えブラシは種類を選べず、万人受けするバランスの取れた替えブラシ一択なので、歯に悩む人には不向きなんです。
大手商品じゃない=サービス終了の可能性あり
電動歯ブラシのサブスクを運営する会社が倒産したり、サービス終了を発表すれば、その歯ブラシはそこでオワリ。
どんなに気に入って使っていたサブスク電動歯ブラシも、替えブラシが届かなくなれば、本体はただのゴミです。
一方で、私が使っている『ソニックケアー』という電動歯ブラシは、電動髭剃りでも有名な超大手の『フィリップス』という会社なので、本体を一度も買い替えることなく12年以上使い続けられています。
大手メーカーという圧倒的な安心感・信頼感は、やはり「サブスク」にはありません。
大手メーカーと比べて替えブラシの値段が高い
これ、意外じゃないですか?
電動歯ブラシのサブスクの売りといえば、替えブラシの安さに思うかもしれませんが、しっかり調べて計算してみると、むしろ大手メーカーの方が替えブラシが安いことが分かります。
例として、以下の表をご覧ください、
一本あたりの値段 | |
---|---|
ガレイド(サブスク) 最安値の替えブラシ 年3回:4本ずつ届く | 交換サイクル:1か月 1ヶ月あたり:350円 |
フィリップス(買い切り) スタンダードな替えブラシ 5本入り:税込4,081円 | 交換サイクル:3か月 1ヶ月あたり:272円 ※2024/7/29にAmazon参照 |
どうですか?
替えブラシ一本あたりの値段比較ではなく、交換時期を考慮した『1か月あたりの値段』を比較すると、大手メーカーの方が安いという結果になりました。
しかも、『電動歯ブラシのサブスク業界の最安値級』が売りのガレイドですら、大手フィリップスのコスパに勝てないという結果に。
あなたが長期的なコスパ重視で電動ブラシを選びたいなら、サブスクが大々的に打ち出している『替えブラシの安さ』を信じすぎない方が吉ですよ。
電動歯ブラシのサブスクにメリット3点【ズボラ向け】

と、ここまでデメリットを忖度なく紹介してきましたが、もちろんデメリットばかりではありません。
メリットもありますので、サクサクと紹介していきます。
- 本体がタダ&保証付きで嬉しい
- 解約が面倒なくサクッとできる
- 替えブラシの買い足し不要はラクすぎる
本体がタダ&保証付きで嬉しい
どの電動歯ブラシサブスクを調査しても『本体は永久保証』がうたわれています。
つまり、契約中に本体で不具合や故障が起きても、連絡すれば新品と交換してくれます。
サブスクならではの特典といっても良いでしょう。
手を滑らせて壊してしまった時に助かりますね。
さらに、長期の継続契約に限り『本体の代金を無料』という特典を打ち出しているサブスクもあります。
サブスクで使えるような電動歯ブラシを単体で買おうとすると「1~4万円」するので、初期費用がグッと抑えた分、美味しいご飯や推し活への出費を我慢しなくて済みます!
解約が面倒なくサクッとできる
解約する際は、「解約手数料」と「解約後の本体処分」以外の手間は一切ありません。
ネットでサブスクのページを開き、お問い合わせやマイページから解約を申請するだけ。
どのサービスも”解約したいと思ったその時にその場でいつでも可能”です。
去る者は追わず来る者は拒まず、そんな後腐れないサブスクが多いです。
替えブラシの買い足し不要はラクすぎる
私がソニックケアー電動歯ブラシを使っていて面倒だなと思う『替えブラシの買い足しの手間』がゼロになるのは快適です。
私の性格上”ストックをしておきたい完璧主義者”なので、買い足し自体は苦ではないのですが、買い物自体はやっぱり面倒なんです。ネットで注文したり、家電量販店で買ったり。
電動歯ブラシのサブスクの最大の売りは『毎月新品のブラシを使って、しっかり歯を磨こうぜ』という点ですから、買い足しの手間は当然省いてくれます。
面倒くさがりで何事も「明日やろう」と後回しにしがちな方や、買い物で毎回「醤油買い忘れた!」などと買い忘れが多い方には、ドンピシャなサービスと断言できます。
電動歯ブラシのサブスクに向いている人・不向きな人

電動歯ブラシのデメリットからメリットまで解説してきましたが、ここで結論的な話『サブスクが向いている人・不向きな人』についてまとめると、こんなカンジ。
電動歯ブラシサブスクに向いている人
- 自分一人で使う予定
- 歯並びがそこそこ良い
- 歯の悩みが深刻じゃない
- 本体を安くお得にゲットしたい
- 歯の定期健診で大きな問題がない
- 親に電動歯ブラシのデビューさせたい
- 歯ブラシ買い足しの手間から解放されたい
電動歯ブラシサブスクに不向きな人
- 口臭ケアもしたい
- 遺伝的に歯の問題が多い
- 歯の治療が長く続いている
- 歯並びが悪いと自覚している
- ホワイトニング特化で磨きたい
- 親の歯周病対策に電動歯ブラシを贈りたい
- 歯医者に歯磨きを徹底するよう注意された
- 家族やパートナーと本体をシェアして使いたい
もしあなたが電動歯ブラシの”お試し体験”として利用してみたいなら、サブスクは向いていません。
解約手数料や解約後の本体処分の手間があるからです。
お試しで電動ブラシを使うなら、5,000円未満の買い切り商品が沢山あるので、そちらを選ぶべきです↓

また、長期的なコスパを重視しているアナタも、買い切りの電動歯ブラシの方が安いと断言できます。
デメリット解説で紹介した替えブラシの差額を考慮すれば、5年10年と長く使い続けるほど買い切り電動歯ブラシの方が安上がりです。
一方で『歯の悩みは少ないのが自慢だ!ズボラ性格だから替えブラシを定期的にポストに入れておいて!』という方なら、サブスク利用がオススメです!
電動歯ブラシのサブスクで探すなら3択です【デメリット最小限】

現在は、電動歯ブラシのサブスクを行っている企業・会社が、両手で数えきれるほどしか存在しません。
ただ、正しくサービスを選ばないと「ぶっ飛んだ額の解約手数料」に後悔することも。
なので、今回は私が厳選した「安心して使える・歯磨き効果も高め」なサブスクを3社厳選しました。
>厳選した3社の各メリット・デメリットを忖度せずに全解説した記事はコチラ。
サブスクを利用すれば、日々汗を流し頭をフル回転させて仕事や勉強を頑張っているあなたは、もう「替えブラシをドラックストアで買ってこないと」と思う必要が無くなりますよ。ラクちん!
ズボラで忘れっぽい自分のために利用するのはもちろん、高齢になった家族の歯を守るためにサブスクをプレゼントするのも素敵な親孝行です。
大切な人には、いつまでも美味しい食事を食べて笑顔でいてほしいですからね。歯ごたえ噛み応えも、美味しい食事の醍醐味!
まとめ:電動歯ブラシのサブスクにデメリット7点
- 家族などでシェアしずらい
- 替えブラシが買い足せない
- 解約手数料がかかる場合あり
- 解約した後の本体処分がダルすぎる
- 歯の悩みに特化したブラシが使えない
- 大手商品じゃない=サービス終了の可能性あり
- 大手メーカーと比べて替えブラシの値段が高い
電動歯ブラシのサブスクは、いまだに発展途上なので買い切り商品と比べるとまだまだ驚異的な魅力はありません。替えブラシが自宅に届くという利点くらいしか。
なので「最新のサービスだから!今の時代はサブスクっしょ!」と、安易に利用開始するのはちょっと待ってほしいですね。
本記事を読んで、サブスクの魅力とあなたの望みが一致していると感じたなら、電動歯ブラシライフをぜひスタートしてみて!