- ライズオブザローニンが面白そう!どんなゲーム?
- 難易度高めのゲーム?死にゲーなのかな?
- 全クリアってあっと言う間?やりこみ要素ある?
そんな悩みを『ライズオブザローニンを40時間でクリア済みの私』が解消します。
今回は『ライズオブザローニン(Rise of the Ronin)のレビュー・評価』をしていきます。
全く忖度しません、不満な点は隠さずに書いていきます。
※ネタバレは最小限に努めますが、含んでしまうことをご了承ください。
早速ですが、ライズオブザローニンの感想結論を。
『歴史ニガテも大歓迎!坂本龍馬と親友になって実在した歴史を龍馬と体験していく物語重視の死にゲー。死にゲー入門にもってこいな難易度!』
このゲームを買うか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、すでにプレイ中・プレイ済みの方は、本記事を読んで「こんな感想のヤツもいるんだな」と面白がってサラッと読んでくださると幸いです。
サクッと商品紹介:ライズオブザローニン/PS5
まず、『ライズオブザローニン(Rise of the Ronin)』の作品情報を簡単に紹介します。
- 対応機種:PS5
- プレイ人数:1人(オフラインのみ)
- 世界観:日本歴史・江戸時代
- グロテスク表現:Zバージョンソフトのみ有り
- 日本語対応:字幕・音声ともに対応
本作は「死にゲー(ソウルライク)」という位置づけで良いでしょう。
死にゲー(ソウルライク)とは、何回も死んで(GAMEOVER)、各ステージや敵の特徴を徐々に学んで、攻略のためにプレイヤー自身が成長するゲームプレイのこと。
死にゲーの代表作品が『ダークソウル』なので、ソウルライク(ライク=like=~のような)という呼ばれ方もしています。
ですが、死にゲーで有名なダークソウルやエルデンリングのような理不尽さがほぼ無いので、遊びやすい死にゲーという印象でしたよ。
声優さんも豪華!アニメ好きなら誰でも知っているような方が沢山!
【レビュー・評価】ライズオブザローニンは何が面白い?
『ライズオブザローニン(Rise of the Ronin)』のレビューに関して、以下の項目から解説していきます。
なので、気になる項目から読み進めてくださいね!
クリア後の率直な感想は何?中古売却したい?
『歴史が苦手な私でもめっちゃ楽しかった!また1年後に遊びたい』
私は死にゲーが大好きでこのゲームを遊ぶ気になったのですが、正直わたしは歴史が苦手で真に楽しめるのか不安でした。
坂本龍馬がどんな人で、西郷隆盛が何した人で、徳川が…と事前知識はほぼなし。
そんな状態の私でしたが、いざ遊んでみると死にゲーらしいゲームプレイよりも、物語の方が面白くてハマってしまいました。
物語を進めていくと、義務教育で習った覚えがある歴史的事件や戦に参加したり、授業で聞いたことがある歴史上人物に出会えたり。
本当の歴史を忠実に再現しているわけではないとは思いますが、しっかり真実を織り交ぜて作っているのが分かるので、歴史の勉強にもなるゲームでした。
大きな事件が起こる度に、私はウィキペディアでその事件のことを調べて「結末が合致してるやん」と何度も感動しましたよ。
きっと、歴史好きの方が遊んだら「本当はこうじゃないよ」とか「この事件だ!凄い!」と色んな感想が飛び出すはずです。
結局何が楽しかったん?全クリまでのモチベは?
『物語の面白さ・色んな武器をスタイリッシュに使いこなす探求心』
このゲームが楽しかった理由として、先ほどの話したように”実際の歴史に基づいたストーリーだった”というのが1つ。
もう一つの楽しかった理由は、歯ごたえのある戦闘をどうカッコよく戦って勝つかを極めたくなるところです。
本作は、ペリーが来航した頃なので、日本らしい刀以外に銃・サーベル・牛尾刀なども扱えます。
そんな色んな武器は、武器ごとに「流派」という戦い方の種類も選ぶことができます。
なので、自分のお気に入りの武器を探す楽しさや、好きな流派(戦い方)を見出すのが楽しいんです。
武器や流派に少し飽きたら、新たな武器を使えるので、戦闘の飽きが最後までありませんでした。
ちなみに私が好きだったのは、福沢諭吉に教わった流派『一本刀:立身流(居合切り系)』です。
ここがイマイチだったなぁと感じた点は?
『オープンワールドの移動時間のだるさ・所持品の整理がダルさ』
ライズオブザローニンは、オープンワールドゲームです。
そんな世界を移動する方法は、「徒歩・馬」。
ファストトラベル(拠点への瞬間移動)や目的地までオートラン(自動移動)などの便利機能があるものの、それがあったとしても移動時間が長く退屈に感じてしまいました。
オートラン中にスマホをいじってみたりなど、1分ほどの暇つぶし休憩ができてしまうほど。
瞬きせずに遊び続けてドライアイになってしまうことを防げると捉えれば良いことなのかもしれませんが、オープンワールドゲームならではのデメリットを本作では強く感じました。
さらに、システム的な不満が一つ。
所持品を整理したり売ったりするのが面倒でした。
所持品で持ちきれなくなったアイテムは倉庫に送られるのですが、所持品と倉庫を整理する操作が複雑で面倒に感じました。
とはいえ、本作がイマイチに感じたのは、この2点だけ。
本作の軸になっている「物語・戦闘」については、何一つ不満はありませんでしたよ。
操作って難しい?ゲーム初心者でも遊びやすい?
『ゲーム完全初心者には向かないが、死にゲー入門タイトル』
今まで全くゲームを遊んでこなかったよ!という方には、かなり操作に慣れるまでに苦労を強いられるはず。
本作を遊ぶ前に、マリオなどの優しいゲームでコントローラーの操作感覚を養ってから挑むほうが良いでしょう。
一方で、死にゲー(ソウルライク)に興味があるや遊んだことが無い方には、死にゲー入門ソフトとして超オススメできます。
難易度を中くらいにしても、あっさりゲームオーバーになることは無く、死にゲーらしいギリギリ感も味わえて丁度いい難易度。
難易度調整も適宜できるので、自分の成長に合わせて変更も出来ますからつまづき防止も十分。
世の中には、もっと理不尽な死にゲーが有りますからね。ダークソウルとか、仁王とか。
死にゲー大好きな私に言わせれば、本作は「優しい死にゲー」。
とはいえ、侮ることなかれ。
ストーリー内容はややこしい?複雑で理解が難しい?
『歴史に全く詳しくなくても大丈夫!物語を飲み込めなかったとしても大丈夫!』
ストーリーは基本的に、実際の歴史になぞられて展開されています。
なので、「幕府・徳川・薩長」といった言葉がゴロゴロと出てきますが、これらの用語の意味が分からなくてもオプションに事典があるので安心してください。
登場人物も多いので「こいつって誰だっけ?」と思うことも多々ありましたが、たとえ忘れても事典のおかげで何とかストーリー理解はできました。
また、展開されるストーリーに全く興味がなくても、死にゲーらしい戦闘だけを楽しむという遊び方でも全然楽しめます。
ちなみに私が本作で学んだ歴史、西郷隆盛の愛犬の名は「ツン」。
ボリュームは?ストーリー1週目のクリア時間は?
『死にゲー大好きな私のプレイ時間は1周目○○時間』
私の場合はキャラクリエイトに10時間ほどハマってしまった特殊なケースなので、通常プレイだけなら『○○時間』でした。
私の1周目プレイは難易度「中程度」で、分岐ストーリーを全部体験し、オープンワールドの収集物をすべて回収し、各登場人物とのミッションやムービーを全て体験し全クリアしました。
メインミッションだけこなせば、本作を20時間程度であっさり遊び終えることも可能ですが、それでは本作の楽しみは十分に味わえません。
サブミッションもかなり作り込まれていますし、実在した歴史や登場人物に触れられる機会なので、遊ばなきゃ損です。
また、ある登場人物と仲良くなれれば、恋愛や浮気体験も楽しめちゃう面白さも。
ストーリークリア後って、やりこみ要素ある?
『新たな難易度が開放されて、さらなる死にゲーへ』
2024年6月時点では、追加ダウンロードコンテンツも無く、ストーリークリア後のやり込み要素は高難易度での再挑戦しかないです。
自身プレーヤーのレベル上げや、レア武器を探す旅、そんな楽しみ方もアリです。
また、メインストーリー1周目で分岐ストーリーをやり残した方は、1周目とは異なるストーリー体験をするのもアリでしょう。
ちなみに私は、1周目だけで満足してしまいました。
なので、1~2年後のストーリーがうろ覚えの状態になった頃に、新鮮な気持ちでNEWGAME&高難易度に挑戦してみようかなと思います。
どんな商品を買ったの?通常版で満足できる?
『私は中古パッケージ版(Zバージョン)をメルカリで購入!通常版で大満足』
ライズオブザローニンには、特典付きのデジタルデラックス版がありますが、私は通常版でも大満足できました。
ちなみにデジタルデラックス版の特典は「武器・衣装・デジタルアートブック・デジタルサウンドトラック」です。
ひと通りクリアした今の私でも、アートブックやサウンドトラックが欲しいという気持ちが湧かなかったです。
ファイナルファンタジーなどのような歴史あるゲームで、昔からファンだったら特典が欲しくなるかもですがね。
また、私はグロテスク表現が控えめな「D」バージョンではなく、Zバージョンを買いました。
Zバージョンだと、敵の首や腕が斬り落ちて、血がブッシャーとなるのですが、ゲーム設定からグロテスク表現オフにも出来ます。
なので、もしアナタが成人で迷っているなら、Zバージョンがオススメ。
グロい話ですけど、首がスパッと切れるときの爽快感はストレス発散になるんですよね。
ゲームしてて酔う?色覚異常者への配慮はある?
『ゲーム酔いはほぼ無い!色覚異常への配慮は少なめ』
素早い戦闘が行われる本作ですが、基本は地上戦なので画面がグワングワン揺れることはほぼ無かったです。
ゲーム酔いが心配な方は、安心して良いと思われます。
また、色覚異常/色盲(色の判別が難しい目の特質)な私には少し不親切なゲーム設定でした。
色の見え方なども、ゲーム設定から変更ができるのですが、劇的な見やすさ改善にはならず、ちょっと残念。
ただ本作は、色が識別できなくて困ることがほとんどないので、色盲の私でも不自由なく遊ぶことができる作品でしたよ。
【レビュー】ライズオブザローニンの口コミを紹介
私ばかりのレビューだと意見の偏りもありますので、SNS上のライズオブザローニンに関する評価を探しました。
一部ですが、紹介しておきますね。
ゴースト・オブ・ツシマより好き!
何かとゴースト・オブ・ツシマと比べられるゲームだとは思うけれど、個人的にはこちらの方が断然上かな。 やはりキャラクリできて感情移入できるのが大きい。 プレイ中の画質は正直Nintendo Switch並みだとは思うけど、全く気にならない程面白い。
私はまだツシマを未プレイですが、ツシマとは異なり本作はキャラクリできるので愛着がわきやすいですよね。
私もツシマ遊んでみようと思っています。
日本が舞台!ロマンあふれる!
和風建築の参考にと始めたライズオブザローニンめちゃくちゃ面白い 幕末の日本が舞台のオープンワールドとかロマンが詰まりすぎててスクショが捗る~
横浜・江戸・京都とオープンワールドで探索ができ、細かく作られている街並みが綺麗なんです。
また、有名な建造物が各所にあるので、シンプル旅行としても楽します。
だれもが修学旅行などで立ち寄ったであろう名所「清水寺・二条城・浅草寺・愛宕神社」などがあるので衝撃的。
ゲーム下手でイージーモード!でも楽しい!
ゲーム上手くないので、 薄命(イージー)でやってます それでもめちゃくちゃ面白い 多分これ以上の操作は今後無理そうなので、記念に貼っておきます 石火(パリィ)きもちええ~
そうなんです。イージーモードにすると誰でも遊びやすくなるんです。
だから、本記事では私は「死にゲーの入門」と紹介してきたんです。
ゲーム下手な方の「死にゲーを遊んでみたい」という願望を叶えてくれるのが本作の魅力。
ハクスラ要素ありの探索&育成システム
メタスコアとは何だったのか、今の所大きな不満はないです。スタミナ制には慣れてないので若干戸惑いはありますが、強引に押せる部分もあるので、そこまで難しくはないと感じた。探索や育成もしっかり、ハクスラっぽい要素もありかなり楽しめてます。ライズオブザローニン面白いです。
ハクスラとは、ザックリ言うと「手に入れるアイテムの性能が毎回ランダム」というシステム。
本作はハクスラっぽいシステムなので、同じボスを戦う意味がありますし、お気に入り武器が手に入るまで遊ぶ続けられる中毒性がありますね。
キャラクリしているだけで楽しい!
戦闘、探索、キャラクリめちゃくちゃ面白いライズオブザローニンはやはり神ゲー!!
キャラクリして写真撮ってるだけで楽しいもんな〜
キャラクリが楽しいという意見に完全同意!激しく賛同!
私もキャラクリだけで、10時間以上使ってしまいましたね。
自分の好きな有名人に似せて作ったり、オリジナルキャラを作ったり、ヘンテコなキャラを作ってみたり。
キャラクリが楽し過ぎて、↓以下のような記事も作ってしまうほど。
ライズオブザローニンをコスパ良く買う方法【Rise of the Ronin】
もしあなたが、主人公に1つでも多くの衣装や武器を着せ替えて強く遊びたいなら『ダウンロード版のデジタルデラックス』をオススメします!
なぜなら、デラックスエディション限定の衣装と武器が貰えるから。
着せ替えと装備の幅が広がりますよ。
ただ、ライズオブザローニンを新品で買うと高価なんですよね。
定価 9,980円(税込)は高い。
そんなアナタの為に、安くライズオブザローニンを遊びつくす方法を紹介します。
それが『中古で購入して、遊んで、中古売却する』という私も実際に行った方法。
メルカリで買って売れば、トータルの出費額は1,000円未満で済んじゃいますので、オススメです!
【おわりに】ライズオブザローニン評価&レビュー【Rise of the Ronin】
いかがでしたでしょうか。
歴史が苦手でも、序盤から一気にめり込んでハマってしまうほどの、歴史体験型の死にゲーでした。
ダークソウル・仁王・ステラーブレイドなどの『クリアが一筋縄にはいかない歯ごたえあるアクションゲーム』が好きな方も、絶対にハマるはず。
ぜひ遊んでみてくださいね!