こんにちは、とろろです。
あなたは、昆虫食にこんな悩みを抱えていませんか?
- 昆虫食って危険なの?
- 昆虫食による死亡例がある?
- 売ってる昆虫って食べて平気なの?
SDGsに詳しく、昆虫食について調べまくった私が断言します。
実はこれ、専門店で販売されている昆虫食を購入・食べれば全部解決出来ちゃいます。
今回は、昆虫食の危険性についての悩みを情報と知識を得て、専門店の安全な昆虫食で解決する方法を紹介します。
記事の内容
- そもそも昆虫食って何?【簡単に解説】
- 昆虫を食べて死亡した例【危険な食べ方】
- 国連の昆虫食関連の報告【危険性は十分減らせる】
- 昆虫食を食べる時の3つの注意点【危険度ゼロへ】
- 安全で美味しい昆虫食の販売店【厳選3店】
記事の信頼性
大学で4年間環境問題について学び、SDGsについて詳しい環境系ブロガー。私のブログでは、SDGs・地球環境に貢献する商品やサービス、生活方法を解説しています。
本記事を参考にすると「専門店で販売されている昆虫食」への不安を解消することができます。また、安全な昆虫食を販売している販売店を知ることができます。

そもそも昆虫食って何?【簡単に解説】

昆虫食とは、言葉の通り「昆虫を食べること」です。
そして、ここ数年で昆虫食が注目を集めている理由は以下の2点です。
- 栄養豊富
- 環境に優しい【SDGs】
昆虫食は、昆虫という生物の体を丸々食べるので、様々な栄養をバランスよく摂取することできます。
例えば、タンパク質・食物繊維・アミノ酸・カルシウムなど。
特にタンパク質が豊富な昆虫は、次世代のプロテイン商品として注目されています。
従来のプロテイン商品よりタンパク質が豊富で、さらに美容成分も含まれているので男性だけでなく女性にも人気です。
昆虫食が環境に優しい理由は、家畜を飼育するよりも環境負荷が極めて少ないからです。
牛・鶏・豚を飼育するより昆虫を飼育することで、以下のような環境的メリットがあります。
- 飼育~製造までの温室効果ガスの排出量が少ない
→ウシに比べてコオロギは1/28に。
→地球温暖化の減速へ - 飼育に必要な水の量が少ない
→ウシに比べてコオロギは1/6に。
→水資源の確保・汚染水の排出量削減へ - 飼育に必要な餌の量が少ない
→ウシに比べてコオロギは1/5.8に。
→餌を生産する資源や費用も削減へ - 飼育する土地も小さく済む
→土地開拓・自然破壊の阻止に。
→生態系の保護・温暖化の減速へ。 - ウシなどに比べ飼育のお世話がラク
→従業員の過労を防ぎやすくなる
牛のゲップにはメタンが含まれていて、二酸化炭素の25倍の温室効果があります。
こういった地球への負荷を昆虫であれば大幅に小さくできるので、SDGsの観点からもメリットが多いです。

※難しいカタカナ英語・専門用語ゼロで解説中。
しかし、昆虫を食べて人が死亡した例が世界に数件あります。
こういったニュースを聞くと「昆虫って食べないほうが良さそう」と思いますよね。
それでは実際に死亡例を把握して、昆虫が本当に危険なものなのか判断しましょう。
昆虫を食べて死亡した例【危険な食べ方】

今回紹介する昆虫を食べて死亡した例を3件紹介します。
- 8年闘病の末に【2018年11月】
- 昆虫の早食い大会で【2012年10月】
- コガネムシで食中毒に【2016年4月】
8年闘病の末に【2018年11月】
2010年オーストラリアのシドニーでふざけて生のナメクジを食べました。
その後ナメクジについていた寄生虫が原因で1年以上の昏睡状態、体のまひが残ったまま生活し、(20代後半の男性が)2018年に息を引き取りました。
昆虫の早食い大会で【2012年10月】
2012年10月、アメリカのフロリダ州で行われた「生きた昆虫早食い大会」で死亡者が出ました。
推測された死因は、アナフィラキシーショックまたは気道に異物が詰まることによる窒息死と言われています。
コガネムシで食中毒に【2016年4月】
2016年に南中部沿岸地方クアンナム省ティエンフオック郡ティエンミー村で、男性3人が揚げたコガネムシを食べて食中毒を発症し、2人が死亡しました。
参考資料:酒の肴にコガネムシを食べた男性3人が食中毒、2人死亡
3つの死亡例から分かること
3つの死亡例を見ると、以下が原因だと予想できます。
- 生の昆虫を食べる
- 自然・野生の昆虫を食べる
- 確実な熱処理がされていない可能性がある
これはあくまでも私の予想ですが、専門家ではない人間が昆虫を安易に食べてしまうと危険なのだと感じました。
そこで国連食糧農業機関が昆虫食に関する報告がありましたので、こちらを参考にして昆虫を食べて良いものなのかの判断基準にしましょう。
国連の昆虫食関連の報告【危険性は十分減らせる】

国連食糧農業機関は、昆虫食に対して以下のような報告をしました。
昆虫が他の食材のように衛生的な環境で扱われる限り、病気や寄生虫が人間に伝染された事例は知られていません。昆虫は無脊椎動物なので、甲殻類アレルギーのようなアレルギーを引き起こす可能性はあります。哺乳動物や鳥に比べ動物原性感染症を人間や家畜、または野生動物に伝染する可能性は低いと考えられますが、この分野に関しては更なる調査が必要です。
つまり、食材として衛生的に管理された昆虫での病気や寄生虫の伝染は事例がなく、危険性があるとすれば食物アレルギーだということです。
言い方を変えれば、衛生管理されていない野生の昆虫に関しては、安全が保証できていないという事ですね。
昆虫食を食べる時の3つの注意点【危険度ゼロへ】

昆虫食に関する死亡例や国連の報告を受け、私たちが注意しなければならないことが分かってきました。
そこで昆虫食を食べる際の注意点3つを以下で解説していきます。
- 生で食べない
- 自分で獲って食べない
- 甲殻類アレルギーの方は止めておく
生で食べない
昆虫を生きたまま食べることは危険です。
虫の体に生きた細菌・病原菌・寄生虫などがついている可能性があります。
必ず、確実な熱処理や衛生管理され製造・販売された昆虫食を食べましょう。
昆虫以外の豚肉・鶏肉などでも言えることですが、安全な食事には加熱処理は大切な調理工程です。
自分で獲って食べない
野生の昆虫を獲って食べないようにしましょう。
上記の「生で食べない」と内容は被りますが、やはり昆虫に何が付着しているか不明なので危険です。
また、加熱処理したとしても昆虫の体内に有害な物質が残存している可能性もあります。
よって、食べても健康に害のない販売されている昆虫食を食べるようにしましょう。
甲殻類アレルギーの方は止めておく
食物アレルギーがある方は、昆虫食は控えましょう。
甲殻類アレルギーの方はもちろん、これまでに何かしらの食物アレルギーを引き起こしたことがある方は、食べない方が安心です。
自分の体質としっかり相談して昆虫食を食べましょう。
安全で美味しい昆虫食の販売店【厳選3店】

昆虫食の危険性と食べる時の注意点を紹介してきました。
ここで、昆虫食を専門に扱っている販売店を3つ紹介します。
- 【bugoom】昆虫食の取扱数が豊富
- 【イノセクト】美味しいプロテインで高タンパク質摂取
- 【ヨラドッグフード】食物アレルギーわんちゃんの新たな可能性
この2店は、安全面はもちろん味なども信頼されている商品を販売しているので「昆虫食を食べてみたい」という方は、ここから購入することをオススメします。
【bugoom】昆虫食の取扱数が豊富

『bugoom』は、昆虫本来の姿と味を味わえるものから、業界初のカップ麺「コオロギうどん」まで商品は様々。
カップ麺「コオロギうどん」であれば、昆虫の姿を見たくない昆虫食ビギナーにもオススメです。
「コオロギうどん」は、虫の味をほぼ感じることなく、タンパク質豊富なカップ麺になっているので、美肌・筋肉が欲しい方に試して欲しいですね。
【イノセクト】美味しいプロテインで高タンパク質摂取

「INNOCECT/イノセクト」では、次世代のプロテイン商品「クリケットプロテイン」を販売しています。
クリケットとは、日本語でコオロギ。
つまり、コオロギを主原料としたプロテイン商品です。
コオロギを材料にすることで、従来のプロテイン商品より栄養豊富で美容成分も多く含まれます。
さらに、牛などの飼育が必要なくなり環境への負荷が激減するSDGs商品をなっています。

【ヨラドッグフード】食物アレルギーわんちゃんの新たな可能性
会社名 | 株式会社レティシアン |
---|---|
商品名 | ヨラドッグフード |
対象 | 全犬種・6か月~ |
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イギリス |
値段 | 税込5,456円 |
ドッグフードの昆虫食。ヨラドッグフードの特徴は以下の3つ。
- 主な原材料が昆虫なのでアレルゲン成分カット
- 昆虫は高栄養価・美味・ヘルシー
- 昆虫飼育は環境に優しい(SDGs)
肉・魚・小麦・乳製品などの食物アレルギーを持つワンちゃんの新たな選択肢になるドッグフードです。
また、他のドッグフードに比べて環境に配慮された製造なので、SDGsに取り組んでいます。
まとめ:昆虫食は危険?食べて良い昆虫食とは?

- 生で食べない
- 自分で獲って食べない
- 甲殻類アレルギーの方は止めておく
- 昆虫食の専門店・販売店で購入する
以上のことをしっかり守り、専門店で昆虫食を購入すれば基本的には安全です。
環境に優しく栄養豊富で期待される昆虫食を正しく理解して、命に感謝しながら正しく楽しみましょう。
