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【不人気】競輪の若者離れの理由7点【競輪場にリピーターを】

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私29才♂は、2024年4月から放送されたガールズケイリンをテーマとしたアニメ『リンカイ』を見て競輪・ガールズケイリンに興味を持ちました。

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そして、私と同い年で超同郷の荒川ひかり選手を知って『荒川選手の応援』『スポーツとして競輪を楽しむ』という趣味が始まりました。賭けはほぼしないスタイル。

そんな趣味をネット競輪で観戦する日々が半年過ぎ、2024年8月20-23日【レジェンドカップ・サンスポ賞】で、荒川選手が取手競輪場で走ると知り、応援へ行くために私は競輪場デビューを果たしました。

しかし、競輪場行った感想はこう。

『このままじゃ競輪は、これからも盛り上がらないな』

競輪という素晴らしいスポーツは、私としても盛り上がって欲しい。

ですが、盛り上がらない理由は競輪場に行けば、次々と目についてしまいました。

そこで本記事では『競輪の若者離れする理由・競輪業界を盛り上げるための策』をファン視点で紹介していきます。

CM広告・TV中継だけでは競輪の迫力は伝わらない

競輪は最近、CMを打ち出したり、地上波でレースを生中継したりしていますよね。

業界を盛り上げようとする動きは感じますし、良いことです。

だがしかし、それだけでは競輪の魅力が1%しか伝わりません。

広大なフィールドを綺麗な馬が駆ける競馬ほど、競輪は迫力が感じにくいのでTV放送だけでは魅力を伝えきれないんです。

競輪に興味を持ってファンを増やすためには、少しでも競輪に興味を持った人が競輪場に足を運んでもらって、熱気ある駆け引きと車輪が高速で回る音を体験してもらうしかない。

ですが、競輪場には若者の居心地が悪い点が…。

ここがダメ!競輪の若者離れの元凶7点と改善策

全国の競輪場の感想ではなく、あくまでも取手競輪場に行った私の感想を紹介していきますが、他の競輪場でも共通している点もあると思います。

競輪場に何度も行きたいと思えなかった理由7点

  1. レース後の選手が冷たい
  2. 選手とファンの心の距離が遠すぎる
  3. 客の選手へのリスペクトが足りない
  4. 客の選手への声援が下品で残念だった
  5. 車券の買い方が初心者には分かりにくい
  6. 車券やグルメ購入が現金だけなのが辛い
  7. 客やファンの高齢化が激し過ぎて居づらい

レース後の選手が冷たい

これは私のわがままなのかもしれないし、選手の気持ちを理解できていない素人の感想かもしれません。

ですが、素人視点で言わせてほしい。

レース前の声援に反応して欲しいとは全く思いません。レースに集中したい気持ちは理解できますから、むしろ無反応で良いです。

ただ、レース後の選手です。

勝っても負けても上手くいかなくても納得いかなくても、名指ししながら温かい声援を送ってくれた声には、少しだけでも良いので反応してほしいと思いました。軽く手を上げるだけでも良いので。

私のように、たった数分間の1レースを応援するために、何時間もかけて往復移動してくれているファンもいるはずなんです。

そういうファンの方々の心をしっかり掴まえておけるかは、きっと選手の態度だと思うから。

選手はアイドルではないのでファンサービスしろとは言いませんが、無反応はファンとして応援のしがいが無くなるんです。特に反応も無いし、次は声援送らなくていいやって思っちゃう。

客の選手へのリスペクトが足りない

レース後の拍手が無い。これにはガッカリ。

賭け事として観戦している人が多くて、選手が走ることに特別感が無くなっている空気が招いた結果だと思いました。

目の前を頑張って走っている選手全員に、選手生命がかかっていることが、客が理解できていない。

だからこそ、レース後が終わった瞬間に、客はため息を吐いて観戦を終えていく。

頑張った選手を見送ることも無く。

取手競輪場で私の拍手が寂しく響くだけだったのが、今でも覚えています。

客の選手への声援が下品で残念だった

「客の選手へのリスペクトが足りない」に続く話。

レースが始まる直前の高齢の方の「〇〇ちゃんは二番でいいよー。頭(一位予想)じゃないから」と、へらへら投げかける様子を見て吐き気がした。

きっとこういうギャンブルに脳を侵されて、これを言われた選手の気持ちが分からなくなってしまった人はいっぱいいると思う。

だから、選手に声が届きにくいスタンド席を無料解放して、選手に一番近い席・エリアへの入場観戦を有料にすべき。

レース場に近いほど、迫力があって見ごたえがあるので、その迫力に価値を置くべき。

さらに選手と距離が近いエリアを有料にすると、声援も品がつくはず。

もっと選手の戦いやすい環境を守ってあげてほしい、そう切実に思った。

車券の買い方が初心者には分かりにくい

これは取手競輪場だけかもしれませんが、車券の買い方が分からない。

「買い方・マークシートの書き方」をガイドしてくれる張り紙が至る所にあるだけで解決できそうなことが、全くできていない。

私の場合は、2種類のマークシートのどっちに記入すれば良いのか分からなかったし、販売機の操作が全く分からなかった。

結果わたしは、車券機で購入を手こずっていると、警備員?係員?の型が声をかけてくれて手伝ってくれた。

初めて競輪場に来てくれた方への配慮がなされていない点、リピート客が増えてほしいという運営側の意欲が感じられない。

車券やグルメ購入が現金だけなのが辛い

私は現金をほぼ持ち歩いていない。

今の時代は、スマホ決済やカード決済などのキャッシュレスが若者の主流。

ですが、取手競輪場は現金でしか車券を買えず、グルメも現金支払いのみ。

キャッシュレスだとお金を使い過ぎてしまう危険性は理解できるが、キャッシュレス非対応のままだと客の若返りは見込めないだろう。

客やファンの高齢化が激し過ぎて居づらい

高齢の方にずっと囲まれる世界なので、30代の私の場違い感が凄かった。

なので、若者が居心地がいい場所が1つでもあると良いと思った。

例えば、デートや友達同士で入りやすいカフェとかゲーセンとか。レースの間にちょっとしたデスクワークができるワーキングスペースとか。

賭けにしかお金を使いたくない方は、きっとカフェには立ち入らないので、結果的に若者が集いやすくなるはず。

競馬や競艇のように、デートスポットとして競輪場が利用できるようになると、もっと客の多様化が見込めて競輪が盛り上がると思った。

また「競輪場の入場無料=入退場自由」なので競輪場の外にも娯楽があると暇つぶしにって良いなと思った。

カラオケ、カフェ、飯屋、コンビニ、などレース間の時間つぶしができて、レース観戦が気軽にできる環境が都会田舎に関係なくできると良いと思った。

ここは良かった!若者も競輪に虜にできる魅力

私が競輪場で「何だかなぁ」と思ったことを解説してきましたが、全部不満に思ったわけではありません。

「ここ最高!」と感動することもあったので、そちらも解説していきます。

  1. 1人でも行きやすい
  2. 交通の不便さが無い
  3. 係員や食堂の人が全員優しい
  4. 負け車券が参加券になるイベントが面白い

これを読んでいただいて、競輪場行ったことない方が1人でも「行ってみたいな」と思っていただけたら幸いです。

1人でも行きやすい

私は見込んで友達も少ない人間なので、競輪場デビューは1人でしました。

ですが、案外1人で生きやすい施設だなと感じました。

理由は、他のお客さんほとんどがお1人様だったから。

おじさんも、おじいさんも、お姉さんも、みんな一人。

なので、ぼっちで参戦しても何の違和感もないですし、寂しさも無いんです。

食堂やレストランも、ほとんどの人がぼっち飯。

ソロ活が好きな方は、ぜひ参加してみて!

交通の不便さが無い

取手競輪場は特に、交通の不便さを感じにくかったです。

最寄り駅から無料送迎バスがバンバン出ていますし、駐車場も広い。

これは素晴らしいですね。

係員や食堂の人が全員優しい

私が車券購入で困っている時も、食堂でご飯を食べる時も、とにかく競輪場で働く方が優しかったです。

優しいというより、温かかった。

食堂やレストランは、お母さんの作ってくれたようなおふくろの味で美味しいですし、心も温まります。

人柄が皆さん良くて、この方々に会いたくて競輪場に行きたくなるほど。

負け車券が参加券になるイベントが面白い

これは私が競輪場に行ったときに行っていたイベントです。

こういう「負け」を「楽しみ」に変えてくれるイベントがあると、車券を買ってみたくなりますよね。

気軽に車券を買いたくなる仕掛けは、競輪初心者に最適ですね。

まとめ:競輪の若者離れの不人気理由7点

応援したいと思わせてくれる選手。

また行きたいと思える競輪場。

そういう環境づくりを1つずつ丁寧にしていくことが、競輪を盛り上げる一歩になると素人ながらに感じました。

こんなにもスポーツとして面白い競輪が、こんなに流行らないなんておかしい。

いつか、競輪場に色んな年齢性別のファンでにぎわう日が来ることを願っています。

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