そんなアナタのために
第2色覚異常(特に赤と緑が区別しづらい)の私の体験談多めで
- 運転免許が取れるのか
- 運転中の苦労
について紹介します。
専門家ではないのでより詳しい専門知識等は他の人に任せます。
色盲の方をパートナーや身近にいる方も是非読んでいただきたい記事です。
特に【運転中の苦労】の項目を読んでサポートしてあげて下さい。

色盲が運転免許を取るまで

教習所へ申し込み
「免許取りたいんですけど。」と
受付をすると、まずは視力検査。
これは普通に終わり
次が何と色覚検査でした。
いくつかの↓のようなイラストを見せられました。
正常で 6 と読める。
色覚特性では読めないことが多い。
画像元:池袋サンシャイン通り眼科診療所
点々の色とりどりの中に数字や文字が描かれている石原式色覚異常検査表と呼ばれる検査でした。
これが見分けられないと色覚異常(色盲)ということです。
私はもう見えませんでした。ドンマイ私。
同席していた親と受付の人は「えっ…」となり、受付の人は奥のデスクにいる上司に相談しにいった様子でした。
そして、戻ってきた受付の人は4枚の小さな紙を持ってきました。
その4枚とは、
赤・青・緑・黄の単色の色紙。
「この4枚の色はそれぞれ何ですか?」
と聞かれたので
私は正確に答えると、
「はい、大丈夫です。」と言われました。
「私は免許取れるんですか?」と聞くと、
「この4色の区別ができれば問題ないですよ。」
と優しく答えてくれました。
その後は何事もなく免許を無事に取得できました。
ちなみにその4色の色紙の色は、
ザ・赤色、ザ・青色…というような
分かりやすい単色でした。
赤と緑の見分けが付きにくい私でも区別できる程度の色合いでした。
運転免許が取れるかどうかは、免許センターにてお問い合わせしただくのが一番の解決手段です。
ちなみに先程の、
石原式色覚異常検査表は、
病院で色盲かどうかの検査でも使用される方法です。
私はこれで検査しました。
免許更新の時
免許の更新を行うために、免許センターや警察署へ手続きをします。
その際に簡易的な視力検査が行われますが、色覚についての検査はありませんでした。
運転免許は4色が分かれば取れる
私の経験では、後にも先にも免許受付のときのだけ色覚検査がありました。
おそらく信号機の3色を区別出来れば問題ないとされているようです。
日本の青信号は、青と緑があるため実質4色(赤・青・緑・黄)の区別が必要です。
第2色覚異常である私は、この4色の差は区別できるので免許が取れました。
信号機の特徴を知っておく
信号機は左から
青・黄・赤
と必ず並んでいます。
光っている色が何色か判断するより、どの位置が光っているかで判断すると楽になります。
緑色の青信号だったり、信号機のレンズが汚れていたりすると3色が同じ色に見えてしまうことがあるので注意しましょう。
運転中の苦労
信号機の3色の下にくっついている
矢印の信号
には注意が必要です。
その矢印は、黒色の背景に緑や青の矢印で表示されています。
これが、
遠目からだと見づらい場合が多いです。
助席に色盲ではない人が乗車する場合は、是非サポートして欲しいです。
矢印の信号以外にも、遠目の信号機3色は色の区別が難しい場合があるので一緒に信号機を見て欲しいです。
運転中おすすめサングラス
偏光レンズがついたサングラスが超おすすめです。
私は晴れている日は必ず着用しています。
普通のサングラスより、色がハッキリ見えるので遠くの信号機の色も裸眼より断然見やすくなります。
信号機下の矢印も見やすくなります。
色盲じゃない人の”少しだけ”サポートがありがたい
あなたの身の回りに色盲の人はいますか?
是非サポートできるのであれば運転をサポートして頂きたいです。
ですが過剰なサポートは必要ありません。
ある程度は問題なく運転できるはずですから。
第2色覚異常の私に聞きたいこと・気になることがございましたら
気軽にお問い合わせください。
また、Twitterなどからご連絡していただいても大丈夫ですよ。