フリーランスの確定申告に使う会計ソフト
でも「簿記が全くできないけど、本当に使えるの?」と思いませんか?
私も簿記が苦手で、全然知識が無いまま会計ソフトを使ってみました。
結論「簿記の初歩知識がないと、少しキツイ」でした。
そこで今回は、
・簿記ができない人間でも会計ソフトを使っていいのか?
・会計ソフトを使いこなすコツ!
を解説していきます。
会計ソフトと簿記が初心者だった私の体験談から解説していきますね。
会計ソフトを使ったことない初心者でも大丈夫?簿記知識は不要?

結論、会計ソフトを使いこなすには簿記の知識は少し必要です。
「簿記ができなくても操作は簡単ですよ~」と紹介されている商品は多いですよね。
「簿記ができなくても操作は簡単ですよ~」と紹介しているブロガーさんもいますよね。
こういう人たちって、簿記の知識があるから言えることなんですよね。
なぜなら、簿記ができる人からすれば、会計ソフトは簿記の超基本の内容だから。
でも、簿記の超基本すら分からない私がいざ使ってみると、分からない言葉がチラホラありました。
買掛金・売掛金・家事按分…
こんな言葉すら知らなかった私は、最初の頃は会計ソフトの操作に苦しみましたね。
でも、安心してください。
簿記ができなくても、知らない言葉をググって意味を理解しながら操作すれば、すぐ操作はできるようになります。
簿記が無知すぎる私でも、会計ソフトを購入し操作し始めて40分後には知らない言葉が無くなっていましたから。
「ググる」は大切です。
会計ソフトの入力・帳簿って難しい?操作は簡単なの?
結論、初歩的なパソコン操作が出来るなら大丈夫!
やよいの青色申告の帳簿入力画面は、こんなカンジ。

どうですか?何だかカンタンそうですよね。
freeeなどの他会計ソフトの入力画面もこんなカンジでしたよ。
どの会計ソフトも、エクセルのような細かい表に入力することはありません。
「日付・取引方法・金額」を入力できれば、帳簿の入力はほぼ完了。
簿記ができない私でも、操作は全然カンタンでした。楽勝。
ですが、普段からパソコンなどを操作していない方には、少し難しいかもしれません。
パソコンで、ネットサーフィンやネット通販の操作くらいできれば大丈夫。
余談:確定申告の書類作成と提出も簡単でした
確定申告などの書類作成と提出も簡単でした。
どの会計ソフトも”優しい”質問に答えていけば、勝手に書類は出来上がってしまいます。
なぜなら、帳簿のデータを自動で吸い取って整理してくれるから。
”優しい”質問とは「家族扶養は?従業員はいますか?ふるさと納税はしましたか?」みたいな内容。
「はいorいいえ」で答えたり、該当する項目にチェックを入れていけば良いだけ。
確定申告をしたことが無い私でも、難なくサクッと書類は完成しちゃいました。
そして、書類の提出も超カンタンでした。
多くの会計ソフトはe-tax(国税web)と連携し、電子申告できるようになっています。
なので、気づいたら出来上がっていた確定申告書類を、そのまま電子申告出来ちゃいます。
自宅に居ながら、パソコンでポチポチしていたら、提出まで出来ちゃうのは本当にラクですよね。
インドアで極度の人見知りの私には、本当に助かる機能。ホホ
会計ソフト操作はどっちが簡単?パソコンorスマホ

会計ソフト初心者の私には、パソコン操作の方がラクで安心でした。
なぜなら、スマホだと誤タップ・誤操作がありそうだから。
ミスしたくない大切な操作を自分の指で操作するのは、少し不安。
間違って0(ゼロ)を多く入力したり、タップしたつもりができていなかったり。
やはり、自分の指で入力するより、パソコンのマウスでクリック・キーボード入力の方が失敗が少ない気がします。
あと、パソコンの方が画面が大きくて見やすいというシンプルな利点もありました。
入力画面を一画面でまとめて確認できるのが、パソコンの強み。
ただ、パソコンを買う余力が無い方は、スマホ等でも十分だと思いますよ。
会計ソフト初心者がすべき使い方を教えて!教えます。

結論、会計ソフト初心者は「手打ちで帳簿入力して、便利機能は使わない」が正解です。
会計ソフトごとに便利な機能が沢山使えますが、正直初心者には使いこなせるわけがないんですよね。
やよいの青色申告だったら、収益などをグラフで可視化できたり。
freeeだったら、領収書を写真で撮って自動で帳簿してくれたり。
多くの会計ソフトで出来ることで言えば、口座などを紐づけて自動帳簿とか。
簿記が全くできない私のような人間が「自動」に頼りたい気持ちはよく分かります。
しかし、何がどういう理屈で、どの手間が自動化されるのかを100%理解できていないと「○○自動化」は無意味なんですよね。
プライベートな買い物が経費扱いされてしまったり、経費にしたい買い物が計算されなかったり。
そんな自動化による不具合にも気づかずに、確定申告書を提出してしまったら最悪ですよね。
会計ソフト初心者・簿記が無知な人は、とりあえず自力で帳簿しましょう。
これによって、取引や経費の管理がしやすいですし、簿記とは何ぞやという知識を身に染みて理解できるようになってきます。
会計ソフトと簿記の初心者でも使いやすいソフト2選

「会計ソフトを使ったことが無い、簿記ができない、確定申告が初めて」という方に、オススメの会計ソフトを厳選して2つ紹介します。
- やよいの青色申告(オンライン)
- freee
ぶっちゃけ、シェア率・販売実績が高い会計ソフトを選んでおけば間違いないです。
理由は、困った時にググれば解決策が見つかりやすいから。
会計ソフトを使ったことが無い人なら、あらゆる作業場面で確実につまづきます。
そうなった場合、いちいちカスタマーサポートに連絡して、毎度お世話になるのも嫌じゃないですか。手間だし。
ですが有名ソフトなら、使う人が多いので、自分と同じ場所で悩んでいる人は絶対に居ますから。
たいていの悩み事は、ググれば解決出来ちゃいます。
やよいの青色申告(オンライン)

私が愛用している会計ソフトです。
ちなみに私が初めて確定申告したときも、このソフトにお世話になりました。
簿記ができない私が「やよいの青色申告は良いな」と思った点はコレ。
- 一番有名なソフト
- 他のソフトより費用が安い
- 帳簿がシンプルで分かりやすい
- 余計な便利機能が少なくて混乱しない
- 最初の1年間無料キャンペーンが有難い
- 確定申告と提出は自宅で超カンタンに完了
- 疑問点があってもググれば9割以上は解消できた
逆に「ちょっとここが微妙だな」と思った点はコレ。
- デザインが2010年代っぽい古さ
- パソコンでの動作が少し重い時がある
安くて、お試し期間も1年で、初心者を混乱させない内容、全てが私にピッタリでしたね。
freee

実際に私もこのソフトを使ってみましたが、80点くらい。
まぁまぁ。
簿記ができない私が「freeeは良いな」と思った点はコレ。
- 1ヶ月無料の試用期間がある
- デザインがイマドキで綺麗!
- パソコン動作が軽くてストレスフリー
- 確定申告と提出は自宅で超カンタンに完了
- 疑問点があってもググれば9割以上は解消できた
ではなぜ私がfreeeではなく、やよいの青色申告を選んだ理由はコレ。
- ソフトの費用が”やよい”より高い
- 便利機能が多すぎて混乱してしまった
- やよいとの無料期間の差が11か月もある
freeeは確実に、やよいの青色申告よりも使いやすいです。
「ただし、簿記ができる人に限る。」です。
簿記ができない私には、やよいの青色申告よりもたくさん作業中につまづきましたし。
でも私は、開業届と青色申告承認申請書の提出はfreeeに頼りましたよ。

余談:会計ソフトをスムーズに使いこなす方法はコレ
会計ソフトをつまづくことなく使いこなす方法を1つだけ紹介しておきます。
それは「簿記の勉強を少しする」こと。
簿記の参考書を買って、参考書の半分くらい読めば、会計ソフトで出てくる言葉を9割は理解できるようになりますよ。
経済学とかが苦手な人が直面してしまう難しい言葉も、サラッと理解できるようになるので、オススメです。
ちなみに私が買って読んだ本はコレ。
ついでに簿記の資格も取っちゃうのもアリっす。
まとめ:簿記が出来ない人は会計ソフトは少し難しい

会計ソフトは「簿記出来なくても簡単だよ」と販売されていますが、本当に簿記が出来ない私からすると「全然ムズイやん」でした。
そんな私でも使いやすかったのは、やよいの青色申告とfreee。
まぁ、どちらもシェア率もトップ2ですし、無料試用も出来るので、両方使ってみることオススメしますよ。
帳簿と会計、私と一緒に頑張っていきましょうね。